こんにちは、広報担当の渡邊です!
みなさんは、文豪・芥川龍之介がどんなものを好んで食べていたか、知っていますか?
実は先日、東京都北区の田端文士村記念館で開催された文学イベントにあわせて、私たち船橋屋も「芥川龍之介の嗜んだ味」詰合せを数量限定で販売しました!
これは、芥川ゆかりの老舗和菓子店や喫茶店が集結し、彼が実際に好んでいた味を現代に再現した特製セット。ありがたいことに、今年も大きな反響をいただきました。
今回はその詰合せの内容を少しだけご紹介します。
■ 船橋屋「くず餅」
芥川少年が、体操の授業を抜け出してまで食べに来たといわれる船橋屋のくず餅。
■ うさぎや「喜作最中」
「絵付きの手紙でお願いした」ともいわれるほど、芥川が愛した最中。
■ カフェーパウリスタ「ドリップコーヒー」
銀座の社交場。芥川の小説にも登場する名店です。
■ 長命寺「桜もち」
芥川が「餡がよくなってゐる」と手紙で記した逸品。
■ 梅園「きんつば」
芥川が訪れた老舗甘味処。おしるこが有名ですが、今回は餡を味わえる「きんつば」を。
さらに今回は、芥川をはじめとした文豪たちが通ったとされる老舗・伊豆榮(いずえい)の鰻の佃煮(山椒・生姜)も初登場!
「味わい」だけでなく、「背景」まで楽しめる体験を、これからも提案していきたいと考えています!
歴史を守ることに加え、今の人たちにどう伝えるか、伝統の価値をどうアップデートするか、そんなことを考えるのが広報の楽しいところです!