こんにちは。
船橋屋 戦略企画部 課長の岡部です。
みなさんは「就活」って、どんなイメージがありますか?
「人生の分岐点」「勝ち組・負け組が決まる場所」など、ちょっとプレッシャーを感じる言葉として受け取っている方も多いかもしれません。
仕事柄、新卒の就職活動について聞かれる機会は多くありますが、毎回「仕事を選ぶってどういうことだろう?」と改めて考えるきっかけになっています。
そこで今回は「就職活動」について考えてみたいと思います。
今日のテーマは【「自我をつくる」就活をしていませんか?】です。
こういうとき、「どうすれば成功するか」が求められているのは重々承知してますが、やっぱり成功の法則なんてものがあると思えません。
しかし、「失敗の法則」はあったりします。
マネジメントにおいても「個々人に合わせて対応する」と成功の法則はありませんが、『アンチパターン』と呼ばれる「失敗の法則」は書籍になっていたりします。
同じく「就活の失敗も昔から繰り返されている」と言われています。
どんな失敗が繰り返されるのでしょうか。
そのひとつに、「学生が“その会社に受かる自分”をわざわざ作ってしまう」というものが挙げられます。
つまり、「この業界っぽい自分」「この会社に好かれそうな自分」っていう、“演じた自分”で就活に挑んでしまうんですよね。
そして、その“演技”が見破られると、また別の会社用に“新たな偽の自分”を作る・・・。
受かるために会社に合わせているのに、逆に受からないというジレンマがあります。
難しいですよね。笑
就活においては、「話す内容を会社に合わせる」よりも「行動を会社に合わせる」方が『失敗の法則』を回避しやすくなります。
思考としては、「会社が求めているキャラや発言はなにか」を考えるのではなく、「会社が求めている“行動”は何か」を考えるということです。
行動には表も裏もなく「やった」か「やっていない」か以外ありません。
あとは「本当にやったという証拠」さえあればいいです。
第一志望の企業のある方は、ぜひ「キャラ作り」ではなく「行動作り」をしてみるのはいかがでしょうか?