これが私の仕事	半導体デバイスの製造プロセスに欠かせない超精密研磨材の開発世の中の多くの製品に用いられる半導体の高機能化に不可欠な「パターン」の平坦化のための超精密研磨材の開発を行います。「パターン」構造に使用される金属や酸化膜（ W, Poly-Si, Cuなど複数種の材質）を研磨対象とし、「パターン」上の凹凸をナノレベルの精度で制御する研磨材の開発を行っています。課題に対し、研磨のメカニズムを考え、コンセプトを立て、組成設計をし、評価を進めていきます。評価は、研磨評価、メカニズムの確認のための分析試験、量産に向けた製品試験など、幅広く実施しています。年々技術が向上していく半導体業界に追従し、私たちも更なる技術でお応えする必要があります。単に新しい研磨材の提案だけではなく、研磨のメカニズムの解明や新規装置の導入等、日々より精度の高い開発を目指している点にやりがいを感じます。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	自分が携わった製品がお客様から採用いただけたときお客様に製品を紹介するにあたり、性能を立証するための基礎データの収集、研磨試験による自社での製品評価、サンプル出荷等を行います。その後、お客様からのフィードバックを頂き、さらに改善製品の提案をするという流れを繰り返します。このような度重なるお客様とのやりとりを経て、採用が決まったときは、とても嬉しいです。時には、お客様より短納期で最良の製品を提案することが求められますが、私たちの課ではチームでこれらの開発案件を進めていくため、皆で協力し合い、実際にお客様から採用いただけ、皆で喜びを分かち合えたときには大きなやりがいを感じられます。また、これらの仕事を通し、研究開発による知識・アイデアだけでなく、製造や出荷等においても多くの方が関わり、新たな製品が出来上がることを実感しました。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	研究開発が活発であるから私は就職活動の際に、化学系で研究開発に力を入れている会社に就職したいと考えていました。説明会の際の、研究開発費への投資や充実した機器についてのお話から、研究開発に力を入れた会社と感じました。さらに、微細な半導体に関わる仕事ということからも、精度の高い技術や品質にこだわった開発ができると考えました。また、世の中に必要とされるものの開発をしたいと考えていました。日本のみならず、海外の企業をお客様としていることから、世界で認められる製品に携わることができると考え、入社を決めました。

これまでのキャリア	（インタビュー時入社3年目）

先輩からの就職活動アドバイス!

私は就職活動中、幅広く様々な企業に足を運んだことが良い経験になったと感じています。業種・業界の幅を広げることで、自分の興味が広がったり、逆に自分が本当に好きだと思えることが再確認できると思います。
就職後、なぜ今の会社を選んだのかと振り返ったときに、自分の中で納得できるような会社に就職できたらと思います。