株式会社フジミインコーポレーテッド

ナノレベルの化学材料/研究開発型メーカー/　東証プライム上場

株式公開

業種	化学半導体・電子部品・その他／ガラス・セラミックス／非鉄金属／その他製造
本社	愛知

インターンシップ＆キャリアの評価（-件）

総合評価
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評価が高い項目
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機能材開発部　ディスク開発課
I. I さん（24歳）

【出身】大阪大学大学院工学研究科　ビジネスエンジニアリング専攻　（山本・中川・清野研究室）卒
【年収】非公開

これが私の仕事	ハードディスク基板用研磨材の研究開発ハードディスクドライブに使用される基板ディスクは、表面の凹凸をナノオーダーで制御した非常に平坦な面を実現する必要があります。この基板を平坦に仕上げる最終研磨に使用される研磨スラリー（液状研磨材）の研究開発が私の仕事です。具体的には、目標とする表面性能を設定し、現象の仮説立て→スラリーの組成設計→研磨試験→評価→仮説へフィードバック、というサイクルを回すことで、スラリーの高性能化と研磨機構の解明に取り組んでいます。なかなか思うような結果が得られないことも多いですが、知識や経験が豊富な先輩や上司の方々へ相談したり、議論をしたりする中で、研磨に対する理解が日々深まっていることが実感でき、やりがいを感じています。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	直接見えない現象と向き合い解明していく、研究開発の面白さ研磨はスラリー中の粒子やケミカルの物性、使用するパッドの種類や状態、研磨時の荷重など様々な要素から影響を受ける複雑な現象で、そのメカニズムは解明できていない部分が多くあります。研磨している最中に起こっているミクロな現象は直接的な観察が難しいため、研磨前後の様々な物性値を測定し、どのような現象が起こっているかを推測する必要があります。私はまだ入社1年目で研磨に対する知識も経験も少ないため初めはうまく結果を考察できませんでしたが、実験結果について先輩や上司と議論を重ねることで、少しずつ研磨機構に対する自分の意見を出せるようになってきました。この直接目に見えない現象のモデルを考えて検証する過程が非常に面白く、研究開発の醍醐味であると感じています。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	研磨材の高いシェアと、それを実現している技術力の高さ私は、自分の学んできた微粒子の知識を生かし、開発者として世の中に広く貢献できる仕事をしたいと考えて、産業の上流である材料メーカーを中心に就職活動を行っていました。その中でもフジミは、現在の生活の中でもはや必要不可欠となったICチップやハードディスクなどのIT関連製品の製造において非常に高いシェアをもっており、影響力の高さにやりがいを感じて入社を決めました。実際に入社してみて分かったのは、これほどの高いシェアを実現できている理由は、現状の技術に満足せず、お客様が本当に求める製品を作るために開発に力を注いでいるからであるということです。この姿勢がお客様からの高い評価と信頼につながっており、フジミの良いところであると感じています。

これまでのキャリア	研究開発職　（インタビュー時入社1年目）

この仕事のポイント

	日常生活や身の回りで欠かせないモノやサービスを扱う仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

就職活動で私が大切にしていたことは、自分に正直になることです。どういうときに自分はうれしかったり楽しかったりするか？将来どんな自分になっていたいか？をはっきりさせ、その上でそのビジョンが実現できそうな企業を探していくようにしていました。自分をしっかり出して面接に望んだほうが軸がしっかりしますし、その上でもし落ちてしまっても「自分とは合わなかったんだな」と切り替えがしやすくなると思います。自分に正直に、就職活動をがんばってください！