株式会社三五
サンゴ
2026
業種
自動車
輸送機器/鉄鋼
本社
愛知

私たちはこんな事業をしています

自動車用排気系システム(マフラー、エキゾーストパイプ、エキゾーストマニホールド)や
自動車用プレス部品などを手掛ける自動車部品メーカーです。
また、みがき棒鋼、引抜鋼管等、鉄鋼二次加工メーカーとして、二本立て生産と販売をしています。

当社の魅力はここ!!

事業・商品の特徴

金属と向き合い、変遷に応え続けて、94年。

当たり前のように走る自動車をつくり上げるために使用されている部品は、約3万点。それらがどのような性能や機能を求められて作られているかご存知ですか。時代とともに求められることも変わります。人の安全は大前提、燃費向上のための製品軽量化、走行時の排気系の消音、環境配慮のための排ガス浄化など、私たち三五も排気系やボデー系を中心に多くの要望に応え続けてきました。一枚の鉄をあらゆる形にすることは、簡単に見えて緻密な技術と経験が必要です。94年という積み重ねがそれを可能にしています。あなたが車に乗った時には見えない部分ばかりですが、間接的には体感しています。縁の下の力持ち・・・そんな会社です。

戦略・ビジョン

金属加工技術の可能性を開拓。持続的に成長する企業へ。

カーボンニュートラルなどの社会的な課題に対して、当社は持続可能な成長を図るため、2050年に向けて「マフラーの三五」から「環境の三五」への変革を目指します。得意とする触媒コンバータ・ヒートコレクタ等の排気系部品製造や金属加工で培った「環境技術」と「ものづくりの力」を伸ばし、さらにはEV(電気自動車)分野を含めた新たな分野へ挑戦していきます。環境の三五に向けて、ゼロエミッション(EV・FCV)を意識しつつ、ピュアエミッション(内燃機関車)も含めて、環境を意識した製品の開発を目指します。他業界への進出も積極的に活動。実際に建築分野への事業展開も進行中。三五は止まりません。成長し続けます。

会社データ

事業内容 自動車用排気系システム(マフラー、エキゾーストパイプ、エキゾーストマニホールド)、
その他自動車用プレス部品等の開発・製造・販売。
みがき棒鋼、引抜鋼管等、鉄鋼二次加工製品の製造・販売。
設立 1950年6月(創業1928年6月)
資本金 6億800万円
従業員数 連結:8,070名 単独:2,746名(2022年3月)
売上高 連結:5.028億円 単独:2,257億円(2022年3月)
代表者 代表取締役社長 恒川敬史
事業所 本社/愛知県名古屋市熱田区六野一丁目3番1号
福田工場/愛知県みよし市福田町宮下1-1
技術本館・八和田山工場、豊田技術センター、とよはし工場、
三好工場、三好第3工場、いなべ工場、米野工場
海外拠点/アメリカ(インディアナ州・カリフォルニア州・ケンタッキー州)、タイ(バンコック郊外)、トルコ(ゲブゼ地区)、中国(天津・広州・襄陽)、カナダ(オンタリオ州)、インドネシア(KIM工業団地) 、インド(タミル・ナードゥ州)
グループ会社 三五北海道
三福
三五関東
三五パートナーズ
海外拠点に加え、世界13ヶ国で技術援助 当社の技術力は世界的に評価されており、グローバル化が急速に進んでいます。
1987年にアメリカ・インディア州で合弁会社を設立したのを皮切りに、
タイ・トルコ・中国(天津・広州・襄陽)・インドネシア・カナダに生産拠点を持っており、
さらに従来の拠点より加えてインドとタイに新たな1拠点を設立し、
今後も世界中の自動車メーカーに応えて、世界各地に生産拠点を拡充していく計画です。
また、アジア・中南米・ヨーロッパ・アフリカの14ヶ国で技術援助を行い、
世界の自動車部品産業の育成にも貢献しています。
「素材」から「量産」までの一貫体制を持つ強み 「素材」から「設計」「試作」「評価・解析」「生産準備」「量産」までの
一貫体制を持つことが当社の大きな強みです。
この強みを活かして、当社で開発した製品を自動車メーカーに提案したり、
共同開発を行うほか、将来を見据えた先行開発にも取り組んでいます。
たとえば、従来の製品とは形を変えた触媒ケース(特許取得済み)を開発したことで、
新しい自動車メーカーとの取引が始まりました。
自動車部品メーカーの顔と鉄鋼商社・二次加工メーカーの顔 当社の主力製品である「排気系システム」は、
環境問題の観点からも極めて重要なジャンルで、
この分野の専門メーカーとして、高い技術力を背景に業界をリードしています。
こうした自動車部品メーカーの顔の他に、
当社は自動車の素材として使われる鉄鋼を自動車部品メーカーに供給する
鉄鋼商社の顔も持っています。
さらに、取引先のニーズに応えて二次加工も行っています。
一つの事業だけでなく、多彩な事業を展開していることが、
当社の成長性・安定性につながっているのです。
将来性が期待される排熱回収システム 排気ガスが持つ熱を冷却水に伝えて回収する「ヒートコレクターシステム」を開発しました。
このシステムは、暖気を回収する経路と、
車外に逃がすバイパス路を同心円状に配置することで、
軸方向のコンパクト化を達成!
従来品と比較すると、圧力損失が1/3、熱交換能力が2倍になって性能が大幅に向上し、
サイズ、重さ、コストも1/2に抑えることができました。

現在一部の車には既に搭載されていますが、
冬場の暖気運転を大幅に減らすことができ、燃費向上も含め、
環境に優しい製品として、今後の普及が期待されています。
燃料電池車用システムにも進出 自動車を動かすエネルギーの多様化を見据えて、
燃料電池車用システムの開発といった新分野に進出し、既に製品化を進めています。
今後も、新しい分野や、自動車分野以外の新領域にも積極的に挑戦していきます。
世界初のマフラーミュージアム 創業の地、名古屋市熱田区に世界初のマフラーミュージアムを持っています。
ユニークなのは、マフラーのカタチをした外観。
外観を眺め、入口に立つだけで、ワクワクしてきます。
ここでは、当社がこれまでに開発・製造してきた代表的な製品が展示してあるほか、
三五のモノづくり技術が詳しくわかるようになっています。
自分の好みに合ったマフラー作りをシミュレーションできる試作ラボをはじめとする、
実際に体感できる展示内容もあり、興味深く見学することができます。
当社に会社訪問をした後は、ぜひ見学してください。
「環境づくり」の象徴であるECO35 当社では、「環境づくり」の一環として森づくり活動を実施しています。
その象徴となるのが、創業の地に建造したECO35です。
2006年から「森づくりプロジェクト」をスタートさせ、ECO35では2回の植樹祭を実施し、
今では国内外の各工場でも展開されています。
また、植物や昆虫、魚などが自然に近い環境で共生できる「ビオトープ」も設けました。
メダカなどの生物をはじめ、夏にはヘイケボタルが光を放ち、
カルガモが卵からかえり、ECO35内を自由に過ごしています。
他にも、環境を考慮した地球にやさしい米づくりを実践するための田んぼも設置し、
地域の小学生も招いて米づくりを体験してもらっています。
「ひとづくり」「ものづくり」「環境づくり」 90年以上の歴史で培った三五の良さである公正と誠実な行動、
強い団結力と相互を信頼する関係を醸成する強みを活かして、
「ひとづくり」「ものづくり」「環境づくり」を実践していきます。
この3つの「つくり」を調和させることで、すべての国や地域の発展に貢献し、
豊かで住みよい社会の繁栄に努めていきます。
これが、当社の企業理念です。
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