業種 |
金属製品
機械/精密機器/自動車/水道
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本社 |
埼玉
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industria(インダストリア)は、超複合加工技術と液体制御技術をコアに、テクノロジーを駆使して人間の豊かさのために貢献する事業を展開しています。産業用フィルターを使用せず水の流れだけで高精度なろ過ができる自社製品のエレメントレスフィルター「FILSTAR(フィルスター)」をはじめ、医薬・食品・化学・半導体・自動車・航空宇宙など、あらゆる分野にサスティナブルな発想とデザイン性に富んだ製品をご提供しています。
汚れた水を飲み続けることが原因で年間50万人以上の幼い子どもが命を落とす国や地域があります。私たちが得意とする高精度なろ過技術を活かせば、汚れた水を飲み水に変えることができる。例えば、川から村まできれいな水を供給するインフラができれば、途上国の子どもたちが、学校に通えるようになる。そんな風に「価値のある技術で世界に貢献すること」がindustriaの描くビジョンです。もちろん、革新的な製品開発はトライ&エラーを繰り返すため容易ではありません。しかし、目標の性能に近づいた時のワクワク感は格別です。また、みんなで課題解決に取り組むこともあり、世界を救うものづくりを通して得られる一体感も私たちの強みです。
industriaのものづくりは、お客様の「やりたいこと」や「お困りごと」をカタチにして解決することでもあります。打合せの際は、お客様一人ひとりの「何としてでも解決したい!」という気持ちがとてもよく伝わってきます。私たちは、そんな悩みの種となっている課題を解決できないかと、さまざまなアイデアを提案しています。だからこそ、推測通りの結果が出て、お客様から感謝の言葉を直接いただけた時には、社員のモチベーションはうなぎ上り。どんな苦労も吹き飛びます!お客様との距離も近くなり、同じプロジェクトメンバーの一員として協力し合いながら開発をしているような感覚になれることも、私たちにとって本当に嬉しいことです!
取引先である各業種のトップメーカー様と共に、新技術や製品の研究開発・製品化に取り組むことで、“複合的な技術”が身に付きます!例えば「FILSTAR」とお客様が処理したいサンプルのマッチングを確認する「サンプルテスト」では、機械やフローの確認や、サンプルの液性質などメカニックから化学的な知見まで磨けます。機械だけでなく電気・化学など他分野に精通している社員も多い。また、入社1年目から設計を任せてもらえたり各種講習もあり、多彩な技術を習得できる機会が豊富です。素材から旋盤加工やマシニング加工、そして溶接までを全てできる社内体制で、一からものを創り上げる。素晴らしい技術を習得できる環境がここにはあります。
事業内容 | industriaブランド製品の企画・開発・製造・販売
各種装置の設計・製造 微細加工・溶接・磨きの受託加工 |
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設立 | 1991年6月 |
資本金 | 2,164万円 |
従業員数 | 75名 |
売上高 | 15.7億円(2023年度実績) |
代表者 | 代表取締役社長 高橋 一彰 |
事業所 | ◆本社・本社工場
〒358-0014 埼玉県入間市宮寺2700 ◆中部支社 〒485-0056 愛知県小牧市小木南3丁目518 小牧西WELL'S21 弐番館C号室 ◆大阪営業所 〒553-0002 大阪府大阪市福島区鷺洲2-12-3 メゾンシィ鷺洲1F |
沿革 | 1991年 3月 埼玉県入間市仏子にて株式会社タカハシ創業
1993年 5月 業務拡張に伴い、入間市二本木に工場移転 1996年 3月 株式会社インダストリア・システムズ設立 1997年 4月 「indsutria」ブランド立ち上げる 2000年11月 自社開発拡張に伴い、入間市中神に技術センターを設立 2003年 6月 エレメントレス・フィルター「FILSTAR」を発表 2005年 8月 本社、二本木工場、中神工場、技術センターを入間市宮寺に移転し、集約する 2005年 9月 株式会社industriaに社名変更 2007年12月 ISO9001、ISO14001の認証取得(本社工場) 2008年 6月 超音波スピンドル「R2」発表 2011年 8月 水溶性クーラント腐敗臭防止装置「eCELL」を発表 2014年10月 エレメントレス・フィルターユニット「FILSTAR-DPU」を発表 2015年 7月 エレメントレス・フィルターユニット「FILSTAR-HPU」を発表 |
認定・受賞歴 | 2001年10月 埼玉県知事より「中小企業創造法」に認定される
2004年12月 経済産業省「元気な中小企業」に選定される 2004年12月 多摩ブルー賞 最優秀賞受賞(多摩信用金庫主催) 2005年 7月 経済産業省「新連携事業」に認定される 2006年 4月 経済産業大臣より、「モノ作り中小企業300社」に選定される 2007年 4月 経済産業省「ものづくり高度基板技術」に認定される 2012年 5月 経済産業省「グローバル技術連携・創業支援補助金」に認定される 2012年 9月 埼玉県知事より、「彩の国工場」指定を受ける 2015年 3月 経済産業大臣より、「がんばる中小企業・小規模事業者 300社」に選定される 2016年 4月 埼玉県ちゃれんじ企業 埼玉県産業人クラブ会長賞 受賞 2017年 4月 地域中核牽引事業に認定される 2017年12月 経済産業大臣より、「地域未来牽引企業」に選定される 2018年12月 第1回エコプロアワード 環境大臣賞 受賞 2018年12月 スモ-ル・ジャイアンツアワ-ド2019 グローカル賞 受賞 2020年 1月 第37回優秀経営者顕彰 研究開発者賞 受賞 2020年 6月 2020年度版 経済産業省グローバルニッチトップ企業100選(GNT) 選出 2023年11月 令和5年秋の叙勲 弊社最高顧問 高橋喜一が旭日単光章を受章 2024年 4月 第51回環境賞 優秀賞受賞 |
「価値のある技術」で世界に貢献する | 企業の価値は、世の中にどれだけ必要とされているかで決まると私たちは考えています。そのため、何よりも大切にしているのは、お客様や家族、そして社会に必要とされ続けること。現在は、液体の分離や制御などを中心に事業を展開していますが、この技術で途上国の水問題を解決したいと考えています。日本ではどこでも蛇口をひねれば水を飲めますが、世界に目を向ければ子どもが1日8時間かけて水汲みをする国もある。私たちの技術で汚れた水を飲み水に変え、川から村まで供給できるようなインフラをつくれば、水汲みに時間を費やしていた子どもたちが学校に通うことだってできるのです。私たちは、そんな世界の実現を本気で目指しています。 |
「魅せる技術」で世界中にファンを増やす | 製品づくりで重視にしているのは、お客様の「所有する喜び」です。例えば、ハイブランドのバッグに人々が魅了されるように、「industriaの製品を導入したい」と思ってもらうために、機能性はもちろん、製品のネーミングやパッケージにもこだわっています。目標は、テクノロジーを駆使して人間の豊かさを追求するとともに、industriaが世界共通のブランドになっている状態。また、共に働く仲間たちにも「日本の会社」ではなく「industriaという会社」に入社できたと思って欲しいと考えています。そして、日々の中で育んできた“魅力的な技術”と職人一人ひとりが生み出す“ものづくりの価値”を世界中の人たちに伝え、ファンを増やしていきます。 |
「仲間をひとりにしない」…人間味のあふれる町工場 | 「挑戦心」「思いやり」「素直さ」という3つのポテンシャルが、industriaで働く人の共通点です。そのうえで、『ものづくりに夢中で取り組む職人たちが自信と誇りをもって世界に羽ばたく!』…それが、“industriaらしさ”なのだと思います。このDNAは、組織全体に脈々と受け継がれており、日々の業務でもそれを象徴するシーンがいたるところで見られます。例えば「思いやり」の精神でいうと、もし現場で仲間が困っていたら自分の作業を止めて助けたり、部門に関係なく自然と人が集まってきます。これら「人情」や「愛情」といった人間味の部分は、これからさき従業員数が増えていったとしても、変わることなく守り続けたい組織風土のひとつです。 |