業種 |
ガラス・セラミックス
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本社 |
東京
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当社は、板ガラスの原料である珪砂の国内自給のため、人造珪砂の生産を目的として、1938年静岡県宇久須村(現西伊豆町)に旭硝子株式会社(当時)の初の全額出資子会社として誕生いたしました。以来80年余り、珪砂・珪石を中心に広く国内外の資源をAGCグループのみならず幅広い産業へ提供することで、今日まで成長を続けてまいりました。2023年に東海工業よりAGCミネラルへと社名変更しました!
単なる原料の販売に留まらず、お客様の様々なニーズに対応すべく「鉱物資源の探索・開発・評価技術」、「粉砕・分級・選鉱等の加工プロセスのエンジニアリング能力」、「珪砂・珪石の生産オペレーション最適化ノウハウ」といった複合的総合的な技術力を磨き蓄積し続けてまいりました。その事業範囲は日本国内だけでなく、台湾子会社をはじめ東アジア、東南アジアに展開しています。その一方でロジスティクスにおいても陸送による紙袋1袋のデリバリーから大型貨物船によるバルク輸送に至るまで品質、コスト、スピード、安全、環境に適応できるサプライチェーン構築力を併せ持ち、これら2つの能力を価値創造の源泉として事業展開をしております。
主力であるAGCグループ向けの事業は、建築用ガラス、自動車用ガラス、ディスプレイ用ガラス及び先進機能ガラス等のAGCグループが生産するガラス製品へ、原料である珪砂やその他の原料を供給する事業です。様々な品質要求に対応した幅広い国内外の資源から製造された珪砂をAGCグループの各グローバル拠点へ供給しています。これらの珪砂を供給することで磨かれた機能を活用し、珪砂以外の原料の供給や、当社が直接関与していない原料ソースに対する品質管理や評価といった技術サービスの提供も国内外で展開しています。建築材料用、工業用、環境用、スポーツ関連用に使用される珪砂・珪石・他原料を開発・販売する事業も幅広く展開しています。
私たち東海工業は、一人一人がAGCグループのバリューチェーンの一翼を担っているという誇りと責任を胸に、お客様の資源調達戦略にはなくてはならない会社として存続することをミッションとしています。そのために安全衛生、環境防災、コンプライアンスを最優先し、すべてのステークホルダーと共存共栄を図りながら顧客本位、独自能力、従業員重視、社会との調和という4つのキーワードを経営基本理念としながら、ありたい姿を追求し続けてまいります。
事業内容 | 当社はAGC100%出資子会社として、AGCが製造する各種ディスプレイや自動車、建築向けガラスの原料を供給しています。
その他、工業製品の原料として使用される鉱物資源を幅広く取り扱っています。 |
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設立 | 1938年3月16日
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資本金 | 4億円
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従業員数 | 49名(2022年7月時点)
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売上高 | 31億円(2021年12月時点)
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代表者 | 代表取締役社長執行役員 西田 直哉 |
事業所 | 本社:東京都港区芝3-1-15 芝ボートビル6F
西日本営業部:愛知県豊田市大畑町油摺393 伊豆事業所:静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須2-7 豊田テクニカルセンター:愛知県豊田市大畑町油摺393 |
沿革 | 1938年 設立
1939年 伊豆珪砂を板ガラス用として生産開始 1958年 伊豆事業所特粉工場完成、微粉珪砂の生産開始 1962年 愛知県豊田市大畑町に名古屋事業所大畑工場建設、研磨用珪砂生産開始 1964年 名古屋事業所に浮遊選鉱法によるガラス用珪砂、長石の生産開始 1965年 伊豆珪砂を軽量発泡コンクリート(ALC)用に販売開始 1970年 資本金を4億円に増額 1974年 伊豆事業所にALC用珪砂生産増強のため山元工場完成、操業開始 1986年 台湾にガラス原料珪砂生産の台湾東海興工(股)を設立 1987年 建築部材販売開始 1988年 貿易業務開始 1989年 名古屋事業所にセルスター工場完成、操業開始 1991年 岩手県久慈市にて珪石の採掘製造を営む東立鉱業株式会社を川鉄鉱業株式会社と共同で買収 2006年 旭硝子グループ統合EMSとしてISO14001登録 2006年 ベトナム珪砂の取扱いを開始 2007年 栃木県鹿沼市のアワノ砕石株式会社にJFEミネラル株式会社と共同で出資 2009年 全社にてISO9001を工場別登録から全社登録へ 2014年 中華民國(台湾)に台湾東海工業(股)設立 2018年 マレーシア珪砂の取扱いを開始 2022年 マレーシア駐在員事務所を設立 2023年 社名をAGCミネラル株式会社へ変更。組織改編。 |
ホームページ | https://www.agc-mineral.co.jp/ |