エンパイヤ自動車株式会社

明治末期、創業者・柳田は同郷の先輩が経営する電気商会に勤務していました。同社では事業発展の研究材料として、米国製の自動車「エンパイヤ号(写真)」を輸入。これを機に先輩から独立を勧められ、柳田は1913年にエンパイヤ号販売店「エンパイヤ自動車商会」を創業しました。その後、自動車用品販売部門を立ち上げ、補修用部品販売も開始するなど順調に事業を拡大。関東大震災での被害を乗り越え、昭和のはじめには米国フォード車の国内トップディーラーとして、その名を知らしめました。100年以上も前に自動車社会の到来を確信し、社会への貢献を目指した創業者。その想いを受け継ぎ、私たちは安全で快適なカーライフの創造に尽力しています。

自動車アフターマーケットを主な事業領域とする当社では、自動車部品やカー用品の供給を中心に、多彩な活動を展開しています。レーシングカー用品の世界的ブランド「sparco(スパルコ)」「Sabelt(サベルト)」の日本正規輸入元として、スーパーGT、スーパーフォーミュラをはじめとした国内の各モータースポーツカテゴリーに商品を供給。毎年1月に日本で開催されるカスタムカーイベント「東京オートサロン」では、sparcoブランドのブース出展を行っています。また、8月と2月には当社主催による自動車部品・カー用品展示会「EMCフェア」を催しており、全国の取引先企業のみなさんに、新しい商品や時代にマッチしたサービスを提案しています。