船井電機株式会社

皆さんの中には「船井電機」をご存知でない方も多いのではないでしょうか。それもそのはずで、近年まではアメリカを中心に液晶テレビなどを販売してきたため、国内市場で船井電機の名前を見て頂く機会がありませんでした。しかし、実は液晶テレビの北米販売台数シェアは、日本企業でトップクラスを誇るなど、世界では、ちょっとスゴイ家電メーカーです。そして、2017年から国内最大の量販店・ヤマダ電機で独占販売開始。着実にブランド認知の向上を続けています。

創業以来、時代のニーズに即応したモノづくりに挑戦してきた、船井電機。液晶テレビ等の映像機器事業を主軸とする事業構造から、多角化した事業構造に変化していこうと考えています。具体的には、持ち株会社傘下に異業種も含めた事業会社を配置。「家電」「美容」「医療」「リサイクル」「オートモーティブ」「デバイス」の6つをグループの重点事業領域とし、各事業のシナジーを発揮させる中心的役割を担っていきます。さらに事業多角化を通して、解決できる社会課題の幅を広げ、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

新卒で入社した社員に「船井電機を選んで良かった！と思うことは何ですか？」と聞くと、「若いうちから、一人前の仕事を任せてもらえることです」とみんな口を揃えて言います。特に、メーカーの技術者は、少なくとも7～8年、長いと10年以上先輩のサポートをしたり、製品の一部だけを任せてもらって下積みをしたりするそうです。しかし、船井電機では1年目から多くの工程に携わり、2～3年目には「自分がこの製品の技術開発を担当した」と言える人が多いのが特徴的です。