業種 |
レジャー・アミューズメント・パチンコ
農林/食品/その他専門店・小売/商社(食料品)
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本社 |
千葉
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私たちは、搾乳専業牧場として1887年に創業し、100周年を迎えた1987年に観光牧場「成田ゆめ牧場」を千葉県成田市に開設しました。「成田ゆめ牧場」は、東京ドーム7個分の広大な敷地に、動物のふれあい広場やアスレチック広場、キャンプ場、売店、レストランなどの施設を運営しており、年間約30万人のお客様が来場する観光牧場です。生産から製造、販売まで一貫して自社で進めており、6次産業が私たちの強みでもあります。
新型コロナ感染拡大を経て、より良質で安心な製品が世界的に求められるようになり、高い品質や味の良さを誇る日本の乳製品の需要が大幅に増えてきました。私たちはこれを大きなチャンスと捉え、2021年12月に新しい牛舎を完成させ、牛の増頭を決断。2022年10月にはシンガポールの「The Japan Rail Fair 2022」に出店し、持参商品の完売を達成しました。今後も国際動向を見据え、アジア圏への輸出や現地の文化・環境に即した酪農ノウハウの提供など、日本国内だけでなく海外への事業展開も積極的に行っていきます。
上記を企業理念に掲げ、2022年には135周年を迎えた秋葉牧場。その間、戦争や震災、伝染病などいくつもの危機を乗り越えて来られたのは「必ず牛を横に置きなさい」という長く続く教えを愚直に守ってきたからこそです。海外展開を始めた当社ですが、原点である酪農を中心とした取り組みは、変わらず大切にしていきたいと考えています。また、牛排せつ物の堆肥化→植物育成→観光体験/レストラン食材転用の構造に加え、休耕地を活用した飼料生産と牛への給餌など、「循環的な6次産業」も実現させるべく、動き出したところです。
人材育成こそが最大の社会貢献だと考えている当社。他の企業から「秋葉牧場出身の人材だから採用したい」と価値を認められる人材にまで育て上げたいと思っています。海外での事業展開をはじめ常に新たな活躍のフィールドを設けるだけでなく、一人ひとりの性格や成長スピードに応じ、さらには社会的変化や時代性も考慮した教育を実践していくことが必要です。また、これまでは新人育成ばかりに意識を向けていましたが、マネジメントを担う中間層の成長がなくてはその先の未来はありません。ポジションや役職のフェーズに適した教育体制を柔軟に取り入れて、社員一人ひとりにまだ見ぬ景色を見せられるように改善を続けていきます。
事業内容 | ◆観光事業
◆製造事業 ◆通信販売事業 ◆酪農事業 〈事業部紹介〉 [1]酪農本部【酪農】 搾乳・飼養管理・牛舎清掃・給餌など。個体管理、牛群管理(全体の乳量、繁殖成績など)、飼料配合調整の他、発情時期を見逃さないように注意を向けます。2~3年後を見据えた育成に取り組んでいます。 ― [2]製造本部【乳製品製造】 チーズ・牛乳・ヨーグルト等の乳製品製造、在庫管理、商品開発など。酪農部署で搾乳した乳のヨーグルトや牛乳、アイスへの加工や、成田ゆめ牧場内にあるミルキーハウスでの乳製品の販売 をしています。 ― [3]製造本部【菓子類パン等の製造】 食品製造・在庫管理・期限管理・衛生管理など。当社の乳製品を使用した菓子製造をはじめ、ピザ・パン生地の仕込み等を行います。期限管理はもちろん、温度管理、衛生管理を徹底して業務 にあたり、牧場の味を守っています。 ― [4]製造本部【レストラン業務】 接客・調理・在庫管理・期限管理・売上管理など、成田ゆめ牧場内にある飲食店舗の運営を取りまとめます。パート・アルバイト指導やお客様対応から、メニュー開発やSNSとのコラボ企画も行います。 ― [5]商品本部【通信販売】 モール管理・受注業務・顧客管理など。成田ゆめ牧場を理解してもらえるような通販オリジナルの商品を企画・開発することもあります。web広告やリスティング広告などの打ち出しも決めています。 ― [6]商品本部【施設内店舗 店舗運営】 接客・販売・在庫管理・期限管理・売上管理・新商品開発・キッチンカー運営など。店舗運営管理はもちろんの事、各直営店舗の特徴を捉え、取扱う商品を見極めるバイヤーの役割も担っています。商品開発に活かすための世間の動向調査・情報収集も行います。 ― [7]観光本部【エントランス】 チケット販売・団体対応・紛失物管理・救護室管理など。お客様と一番最初に接する部門です。学校遠足や校外学習等で団体予約も多く、学校や幼稚園、保育園、エージェントとの打ち合わせを行ない、団体のお客様をお迎えします。 ― [8]観光本部【営業企画】 地域の活性化を目指した営業活動・プレゼン対応・企画立案・運営管理など。千葉県内だけでなく都内や様々な地域から成田ゆめ牧場へ足を運んでいただけるように、営業活動や牧場内のイベント企画運営を行っています。 ― [9]観光本部【動物】 飼育管理・動物によるイベント企画・運営など。動物を「見る」ではなく「ふれあえる」ことを一番に考えたイベントを企画しています。また、動物たちが残した餌の量、排便物の硬さや色など、日々の体調変化に注意を向け、動物たちの健康を守っていきます。 ― [10]観光本部【園芸景観】 季節ごとの花や収穫物の育成・収穫体験イベントの運営など。牧場施設内の花壇、畑など草花関係の景観維持をはじめ、収穫体験イベント用の収穫物の育成などを行う部門です。 ― [11]観光本部【遊戯・体験教室】 遊戯場運営・遊具メンテナンス・イベント運営・団体対応など。遊具や施設のメンテナンスを行い、安全性と楽しさをお客様に提供しています。ジャムやバター作りなど体験イベントの対応や、イベント企画を行なうこともあります。 ― [12]観光本部【キャンプ場運営】 受付・販売・備品メンテナンス・顧客情報管理・お問合せ対応・キャンプ場内施設管理など。学生向けのデイキャンプの対応も行っています。お客様が安心してご来場いただけるように様々な対応を行います。 ― [13]広報室 デザイン関連・SNS配信・動画作成など、プロモーションとPR活動を行う部署です。牧場の魅力を発信し、 新規のお客様獲得に繋げるため、メディア対応やSNS発信、リリース配信などを行ないます。 ― [14]施設管理部 牧場施設内の景観維持・修繕・産廃処理など。お客様に安心安全に楽しめる環境をご提供するため、長期的かつ多角的な視点で牧場施設内の点検、整備を行います。 ― [15]経理購買部 売上管理・購買申請管理・請求書管理・財務管理など。各部の購入申請の管理や購入管理をはじめ、従業員の給与管理、請求書管理、支払管理を行っています。 ― [16]人事総務本部 人事・労務・勤怠管理・法務・コンプライアンス・資材管理など。マナーや会社規則、実務で使える情報提供を従業員に行い、定着を促します。各部の運営が円滑に回るように勤怠管理や採用、育成、基本的なルールの共有も行います。その他、従業員が楽しく仕事できるように福利厚生や社内企画も考えています。 ― [17]事業開発室 国内外の新規顧客開拓・企画・提案・書類管理・在庫管理など。海外の有名メゾンやパティスリーなどへの営業活動、当社の乳製品や当社独自のノウハウを求めて下さる企業様への企画・提案を行います。 |
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創業 | 1887年(明治20年) |
設立 | 1953年(昭和28年)5月25日 |
資本金 | 5,000万円 |
従業員数 | 75名(2024年3月現在) |
売上高 | 12億9000万円(2024年3月実績) |
代表者 | 代表取締役社長 秋葉 秀威 |
本社 | 千葉県八千代市緑が丘2-2-10
【観光牧場所在地】 千葉県成田市名木730-3 |
事業所 | 【直営店】
成田ゆめ牧場 薬師堂前店 成田ゆめ牧場 門前店 成田ゆめ牧場 酒々井プレミアムアウトレット店 他 |
沿革 | ◆1887年(明治20年)
東京都江東区砂町に搾乳専業牧場として創業 ◆1937年(昭和12年) 千葉県八千代市に移転 ◆1953年(昭和28年) (有)秋葉牧場として法人化 ◆1987年(昭和62年) 千葉県成田市名木に観光牧場「成田ゆめ牧場」を開設 ◆1992年(平成4年) 成田ゆめ牧場内にオートキャンプ場を開設 ◆1993年(平成5年) 成田山参道にアイスクリームショップをオープン 初めての直営店舗 ◆2001年(平成13年) 通信販売・インターネットショッピング開始 ◆2013年(平成25年) 千葉県印旛郡酒々井町の酒々井プレミアム・アウトレットに 直営店舗をオープン ◆2018年(平成30年) 成田ゆめ牧場内にセントラルキッチンを増築 ◆2019年(令和元年) 東関東自動車道上り線酒々井パーキングエリア内に 酒々井PA店をオープン ◆2020年(令和2年) 酪農・乳製品事業の拡大に伴い、 分社化し【秋葉乳業】を設立 ◆2021年(令和3年) 12月新牛舎竣工 ◆2022年(令和4年) 室内で触れ合える動物ふれあい施設完成(うさぎ、モルモット) ◆2023年(令和5年) 事業開発室の立ち上げ |