新卒入社して7年目になる私は現在、海外介護人財開発部で勤務しています。
国内にいる外国籍の方の採用業務と職場となるホームの受け入れ・配属のサポート、さらにその成長を後押しするため育成や研修などをおこなっています。

スタッフの配属直後は受け入れホームとの橋渡しのために、数日はともにホームに出勤したりすることも。業務のサポートはもちろんのこと、生活に必要な住む場所や、税金関係の手続きなど国内で生活していくためのサポートも引き受けています。そのほかにもアルバイトの採用やSNSの運用など幅広く担当しています。

私自身、新卒から4年間サービススタッフとして働いており、ご入居者様のサポートやコミュニケーションを通じて充実した日々を送っていました。しかし、入社前から感じていた介護業界が抱える人材不足の課題解決に取り組みたいという思いが大きくなり、社内公募で今の部署が募集をしていたため、思い切って応募しました。

当社では社内公募が活発におこなわれており、選考の上で異動が可能です。実際に活用しましたが、自分のキャリアの希望に合わせて応募できるのでよい制度だと感じていますね。

出身の国によって文化や考え方も違うため、ご入居者様とコミュニケーションをとる際の橋渡しに苦労することもあります。それでも、海外スタッフの勉強意欲や積極的な姿勢から日本人のスタッフが刺激を受けることもあり、ホームから「もう1人受け入れたいな」と言ってもらえた時は、やりがいを感じました。
母国の話や家族の話をして盛り上がるシーンもあり、ご入居者様にとっても新鮮な体験のようです。

当社は自分がやりたいと思ったことや、キャリアについて背中を押してくれる社風があります。入社に悩んだ際、「ここで頑張ってみよう」と感じたのも、一人ひとりの考えを尊重してくれる社風に魅力を感じたから。

今後は、海外スタッフの資格取得に向けて、具体的なカリキュラムの整備に力を入れていきたいと考えています。資格を取ることによって長く日本で働けるようになりますし、スタッフにとっても自信につながります。なんとかその背中を支えてあげたいですね。また一方で、本社で培ったスキルや経験を再びホームに還元したい思いもあります。ご入居者様が快適に過ごせる環境づくりのために、あらゆるアプローチを模索していきたいです。

ご入居者様とそのご家族様のためにある「マジ神制度」。

海外介護人財開発部/K.I.（2017年入社）

当社では、介護の専門性を高めるための「マジ神制度」と呼ばれる独自の社内資格制度があります。制度名の由来は、認知症ケアの現場で、ある新人が先輩のあまりに高いスキルを見て「マジ神っすね！」と思わず発した言葉から。私は「安全管理と再発防止」の資格を取得しました。

実際に施策を導入した後に、ご入居者様のご家族から「転倒が減って、安心しました。」というお言葉をいただいた時は、本当に嬉しく感じました。自分の取り組みがご入居者様だけでなく、その先のご家族の安心にもつながったことを実感しましたね。後輩が「私もマジ神の取得を目指していきたいです」と言ってくれたことも。

自分が伝えていけるスキルや知識は、周囲にどんどん伝えていきたいと考えています。そうすることで今後もこの資格を取得するスタッフが増えていき、ご入居者様がより豊かに快適に過ごせる環境が広がっていくことを期待しています。

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「好き」を発揮できる仕事が、私の毎日をつくりだす。

大学では音楽学部で合唱、ピアノ、ダンス、アンサンブルなど様々な事を学んでいました。ゼミでは映像と音楽を合わせた作品等を製作した事もあります。就職活動では、人と積極的に関わる仕事がしたいと思い、最初はホテルや飲食業界を検討していました。その数年前から祖母が特別養護老人ホームに入所しており、入社前から介護の現場は何となく知っていました。祖母を訪問する中でスタッフさんの対応を見て、「もっとこうしたらいいのにな」と思う場面があり、自分がホームで仕事をしたらこんなスタッフになりたいという像が出来上がっていきました。そんなとき、就職活動でベネッセスタイルケアの説明会や面接で社員に会い、とても親身に寄りそってくださり、自分の思っていた介護職の理想像はこれだ！と感じることができたため、入社を決めました。ホームでは日々、様々な事が起きます。淡々と過ぎる日は少なくお食事や体操の時間など毎日のスケジュールの合間にも、通院やご家族様の来訪、季節ごとの行事もあります。…続きを読む

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