皆さん、こんにちは。
テクニカルセクション.1のマネージャー Kです。
今回は、テクニカルセクション.1の仕事を紹介します。
テクニカルセクション.1では、
カーナビ・カーオーディオ機器のソフトウェアを開発しています。
いわゆる、車載向けの組み込みソフトウェア開発です。
一言でカーナビ・カーオーディオといっても、
昔と今では製品に求められる姿(製品仕様)が変化しています。
簡単に言うと、昔は「スタンドアロンに近いカーナビ・カーオーディオ」だったのですが、
近年は「スマホや車と一体化したカーナビ・カーオーディオ」が求められるようになっています。
「スマホや車と一体化したカーナビ・カーオーディオ」って言われても
イメージしにくいと思うので、簡単に説明しますね。
最近の車は、カーオーディオのディスプレイ部を操作することで、エアコンの設定温度を変更したり、
並列・縦列駐車アシストを行なう駐車支援機能を開始できるものがあります。
こうした仕様は、車両のネットワーク(CAN)につながる「エアコンを管理するユニット」や、
「カメラ表示・駐車支援機能を管理するユニット」と連携することで実現しています。
使い勝手がいいので、今後さらに普及していく機能だと思っています。
また、スマートフォンも同じように連携が可能で、
さまざまなアプリとカーナビ・カーオーディオが連動することで、
「音楽を聞く」「地図を表示する」などのサービスが利用できるようになるのです。
使ったことのある方もいるかもしれないですね。
こうしたより便利なカーナビ・カーオーディオを、私たちは開発しています。
開発製品の中でもお客様(車メーカー)向けに開発したカーナビ・カーオーディオは、
お客様先の工場へ持ち込んでテストをします。
お客様先でのテストは、実物のシートを動かしたり、
メーターの表示内容を確認したりするので、物づくりの面白さが実感できる瞬間です。
テストが無事に終わったときは、
マラソンを完走したときのような達成感と満足感が得られますよ。
最近はテレビやインターネットで、AIや自動運転といったキーワードが飛び交っていますよね。
車業界の進歩は止まりません。
テクニカルセクション.1は、技術の進歩とともに、
最先端のサービスを世界中の人たちへお届けしています。
「私たちが作成したソフトウェアが、世界中の人たちに利用されている」
これが、私たちの誇りであり、モチベーションです。
想像してみてください。
「私たちが開発したカーナビ・カーオーディオを搭載した車が世界中で走る姿を」
エンジニア冥利に尽きると思いませんか?
大切な事がもうひとつあります。
それは、会社の先輩や仲間たちと、
仕事に対する姿勢や社会貢献といった価値観を共有することです。
価値観が共有できれば、自分なりの「やりがい」や「醍醐味」を見出すこともできるでしょう。
あの有名な、「レンガ積みの職人」のように。
みなさんと一緒に働けるのを、楽しみにしています!