下関海陸運送株式会社

下関市で生まれ、育ってきた当社。設立70周年の節目に掲げた新たなビジョンが、「ともに、商流を創る」。物流の枠を超えた「商流」を創造し、お客様とともに未来を切り拓きたいと考えています。その第一歩として、通関税制や関税に関する優遇を受けられる「自由貿易地域（FTZ）」に指定された釜山新港に、物流センターと現地法人を設置。世界の航路が集結するこのハブ港に拠点を構えることで、FTZのメリットを最大限に活用できる体制を構築しています。世界中から集まる貨物を釜山新港で保税状態のまま管理し、お客様のストックポイントの役割を担って、あらゆる場所へジャストインタイムでお届け。グローバルなサービスを展開しています。

国内外の陸・海の輸送システムを駆使して、お客様に最適な物流ソリューションを提供するのが私たちの仕事。お客様のニーズに柔軟に対応できる陸上輸送、定時運送にすぐれて環境にもやさしい鉄道輸送、環境にやさしくローコストなマイコンフェリー輸送などを組み合わせて、幅広くきめ細やかなサービスを提案。ドアtoドアと、ジャストインタイムが私たちの信条です。通関業務は、「即日通関・即日出荷」が当社のポリシー。入港したその日に貨物を出すため、オフィスではスピード重視で書類手続きを行っています。予定通りにものを動かすだけでなく、お客様と信頼関係を築くことが大切。お客様からの「助かったよ」の言葉が、私たちのやりがいです。

清掃活動やエコ活動など、地域に貢献する取り組みを積極的に行っている当社。山口県下関市に根差した物流会社として、地元を活性化させる新たな事業も展開しています。たとえば、再生可能エネルギーのひとつとして注目されているバイオマス事業にも参入。2021年には下関市に新たに倉庫を建設し、バイオマス発電に使用される木質ペレットやヤシ殻などの燃料の荷上げ・保管・運搬する事業をスタートさせています。また、下関港の新たな物流拠点として開発された長州出島にて、大規模な物流施設を新設する計画も進行中。温故知新の精神を持ちながら、新しい事業にも意欲的にチャレンジしています。