当社は、1906年に電工舎として創立。空気呼鈴・シグナルベルなどの発明品の製造販売から始まり、1925年にはベアリング保持器の国産化に成功しました。1966年に現社名となり、90年以上にわたって、極小~小型サイズの高精度玉軸受用保持器(リテーナー)を生産し続けています。2004年からは、樹脂ベアリング、樹脂射出成形品、金属プレス加工品、機械加工品などの製造販売もスタート。新事業にも挑戦し続けています。
高井精器は1906年に創立した「電工舎」を前身とする会社です。1925年にベアリング保持器の国産化に成功。以来、100年にわたって極小から小型サイズのベアリング保持器を製造し続けています。ベアリング保持器は、ベアリングがスムーズに回転するためになくてはならない部品。 製造には専門的で高度な技術を必要とするため、当社では、金属プレスや射出成型の要となる金型の開発設計から製造までを一貫して行っています。そのため、プレス機や射出成型機に加えて、さまざまな加工装置を持ち、多様なカテゴリの技術者が活躍しています。
主力製品であるベアリング保持器製造の自動化/省力化装置は、自社内で企画/開発/製造を行い生産効率化を積極的に進めています。 社内で培った生産技術を横展開し、省力化装置の外販にも力を入れています。 製造現場における人手不足の解決に向けて、自立型の搬送ロボットシステムや協働ロボットシステム、AI画像処理技術を用いた検査装置などの開発も行っています。伝統ある保持器生産に加えて、より広範な産業に貢献できるように広範囲な技術力を高めています。
社員が快適に働き続けられる環境を提供することは企業としての使命です。 当社ではワークライフバランスの取れた働き方を重視しており、プライベート時間がしっかり確保できるような業務スケジュールを基本としております。 もちろん突発的なトラブルにより、残業が発生することはありますが、慢性的に残業を行うことはありません。 効率的な業務遂行の鍵の一つは、5Sや改善活動で、安全で清潔な職場環境の維持や、業務効率化の提案活動に注力しています。提案の効果実績に対する表彰や社内共有を毎月実施し、また1年間毎にチームワーク賞や環境貢献賞、新アイディア賞等、経済効果以外の観点からも目立った提案も表彰しています。
事業内容 (製造販売製品) | ベアリング保持器(リテーナー)(金属製・樹脂製)
樹脂ベアリング 射出成形品 生産自動化装置・ロボットシステム関連装置 プレス加工品 機械加工品 金型 |
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設立 | 1906年4月8日 |
資本金 | 5,900万円 |
従業員数 | 90名(2023年12月現在) |
売上高 | 7億6千万円 (2023年度実績) |
代表者 | 代表取締役社長 高井 研吾 |
事業所 | ■本社
神奈川県藤沢市鵠沼神明1-3-1 TEL:0466-27-6201 ■伊勢原工場 神奈川県伊勢原市鈴川39 |
沿革 | 明治39年 高井鉚橘 東京 芝に電工舎を設立。空気呼鈴・シグナルベルなど独自の発明品を製造販売
大正14年 日本精工株式会社の委託を受け、自動調心型ベアリング保持器の国産化に初めて成功 昭和16年 本社・工場ともに神奈川県藤沢市に移転 昭和18年 高井完勝 代表者に就任 昭和36年 神奈川県秦野市に鶴巻工場を新設。 ミニチュアベアリング保持器の生産開始 昭和41年 創立60周年 株式会社と高井精器と社名変更。資本金1,000万円 昭和42年 中小企業合理化モデル工場として中小企業庁の指定を受け、以後30年間継続 昭和47年 神奈川県伊勢原市に伊勢原工場を新設 平成22年 インドネシアにPT. TAKAI SEIKI INDONESIAを設立。資本金120万USドル 平成23年 PT. TAKAI SEIKI INDONESIA 生産開始 平成30年 伊勢原工場に第3工場を新設 令和元年 PT. TAKAI SEIKI INDONESIA 第2工場を新設 |
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