自動車、鉄道、産業機械、家電…。それらを支える部品には、
使われる場所や目的によって様々な性質を持つ金属が求められます。
熱や衝撃に強い、磨耗しにくい、加工しやすい…。
私たちの事業は、そんな要望に応える金属(特殊鋼)の研究・開発・製造・販売です。
自動車でも家電でも、高性能・高機能の新製品開発には新しい金属が不可欠。
私たちは日々高度化・多様化するニーズに、世界レベルの技術力で応え続けます。
私たちがつくるのは不純物を極限まで取り除いたクリーンな特殊鋼。特殊鋼は熱や磨耗・衝撃などに強く、寿命が長いという特性を持っています。例えば一般的な鉄と特殊鋼で同じ機能・同じ強度の自動車部品を作った場合、特殊鋼なら部品をより小さく軽くすることが可能。丈夫で軽い部品は車体の重量を減らして低燃費を実現するとともに、車そのものの寿命を伸ばすことにもなります。この特殊鋼の原料はすべてスクラップ。さらにそれを溶かす際に出る熱もエネルギーとして再利用…。本社の一画には、クリーンな未来を創造する私たちの製品や環境への取り組みがずらりと展示されています。
男性だけでなく、女性の技術者も活躍しています。彼女たちはこう言います。「“特殊”という言葉がついていますが、私たちが手がける特殊鋼は、人々の生活に非常に身近な製品に使われています。もはやインフラのひとつと言っても過言ではなく、私たちのように、世界を支える技術を生み出すことに誇りを持って入社する人がたくさんいます」。また、「上場企業ながら、どんどん仕事を任せてもらえる。そして、あらゆる職務を経験するジョブローテーションもある。これは嬉しいですね」とも語ります。年齢・性別・キャリアに関わらず、やりがいある仕事を託していく。それが当社のスタンス。もちろん、部長や役員を目指すことも可能です。
新独身寮は完全個室の1ルームになっており、キッチン、3点セパレートの風呂・トイレ・洗面台、エアコン、Wi-Fiを完備し、プライベートを確保しています。一方、既存の独身寮では机・椅子、ベッド、エアコンを完備し、共同施設の食堂とサウナ付きの大浴場を利用することで日々の食事準備や掃除の必要がありません。また、社員会館(レストラン・研修ルームなど)や国内外に契約リゾート施設があり、多くの社員に利用されています。教育体制は「2カ月間の新入社員研修」「通信教育制度」「海外研修制度」「社外講習会」など「人を育て、人を活かす」という方針のもと、常に社員が働きやすい環境づくりに全力で取り組んでいます。
事業内容 | 「特殊鋼」の開発・製造・加工・販売。
その他「普通鋼・非鉄金属」「金属粉末・非鉄金属粉末」「電子材料」などの 開発・製造・加工・販売。 ● 「特殊鋼」とは… 鉄の中で炭素の含有量が2%未満のものを「鋼(はがね)」といいます。 さらに「鋼」は、そこに別の金属などを添加したり熱処理を行う「特殊鋼」と、 合金添加・熱処理しない「普通鋼」に分けられます。 私たちのメイン事業はその「特殊鋼」の開発・製造です。 酸素やその他の不純物を徹底的に取り除き、 そこにニッケル、クロム、モリブデンなどを添加することで、 様々な特性を持つ金属を生み出しています。 |
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創業 | 1933年(昭和8年)11月10日 |
設立 | 1935年(昭和10年)1月11日 |
資本金 | 538億円 |
従業員数 | 1,602名(2021年3月末現在) |
売上高 | 3,632億78百万円(2022年3月期連結)
2,107億21百万円(2021年3月期連結) 2,624億52百万円(2020年3月期連結) 1,858億18百万円(2019年3月期連結) 1,574億85百万円(2018年3月期連結) |
代表者 | 代表取締役社長 宮本 勝弘 |
事業所 | 本社・工場・研究所/姫路
支社/東京 支店/大阪、名古屋、広島 営業所/九州 |
海外拠点 | アメリカ、タイ、インド、中国、メキシコ、スウェーデン、フィンランド 他
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本社所在地 | 兵庫県姫路市飾磨区中島3007番地 |
特殊鋼の未来 | ●ご存知の通り、日本は多くの資源を世界の国々から輸入し、加工した製品を輸出しています。
輸出の主な製品は「自動車」や「機械」「電子機器」など。 この主な製品の競争力を高めている要因のひとつが【特殊鋼】です。 ●特に、各自動車メーカーでは「環境にやさしい車」などの開発に積極的に取り組んでいて、 そのための新たな部品や素材も求められています。 ハイブリッドカーや電気自動車等はまだまだ需要が高まり続けていますよね? 私たちの活躍の場もますます広がっていきそうです。 |
本社は「兵庫県姫路市」 | ●姫路市は人口約53万人で、兵庫県下では神戸市に次ぐ第2の都市。
三ノ宮(神戸市)から電車で約40分、大阪から約60分というアクセスです。 ●世界文化遺産にも登録されている「国宝・姫路城」はあまりにも有名。 また市南部は自然豊かな瀬戸内海に面しており、潮干狩りや海水浴を楽しむことができます。 私たちは1933年の創業以来、文化と自然の豊かなこの姫路市に根ざし、 地域社会とともに歩んできました。 |
甲子園球場21コ分! | ●姫路市の本社・工場の敷地は85万5000平方メートル。
なんと甲子園球場21コ分の広さです。 これは特殊鋼メーカーとしては国内屈指の規模。 ●また160トンものスクラップを一気に溶解できる電気炉や、全長400メートルにも及ぶ 圧延設備(特殊鋼を圧力で徐々に細く延ばしていくマシン)も日本最大級です。 |
社員の平均勤続年数 | ●約17年です。
私たちは特殊鋼メーカーとして2023年には90周年を迎えるなど 歴史と国内屈指の事業規模を持ち、東証プライム市場に上場しています。 また社員一人ひとりが「創造する喜び」を実感できる企業風土づくり、 充実した福利厚生制度の整備にも全力を注いでいます。 勤続年数の長さは、そんな「安定性」「仕事のやりがい」「働きやすさ」によるものだと考えます。 |
ここが会社の自慢 | ●特殊鋼の中でも、私たちが最も得意とするのが「軸受鋼」。
自動車をはじめとする機械の基本はほとんどが「回転運動」です。 モノを回転させるためには回転軸と軸を受けるベアリングが不可欠で、 そのベアリングの素材となっているのが私たちの「軸受鋼」なのです。 ●毎分何百・何千回転する回転軸を受ける部分には、高度な耐熱性・耐磨耗性が必要です。 さらに車両や機械の小型化・軽量化のために、最近は「軽くて丈夫」であることも求められます。 そんな「軸受鋼」の分野で、私たちは他社には真似のできない製品をつくり続けています。 ●その技術力はまさに世界最高レベル。 2005年5月に米国ネバダ州で開催された「第7回・国際軸受鋼シンポジウム」において、 私たちは米国試験材料協会(ASTM International)から特別表彰されました。 約5年毎に開かれるこのシンポジウムには、 「軸受」・「軸受鋼」に関する世界中の技術者・研究者が集まります。 そこで私たちの「軸受鋼」が地球規模で産業の発展に貢献してきたことが、 あらためて認められたのです。 もちろん国内ではトップシェア(約37%)。 トヨタ・日産・ホンダ・マツダ・スズキなどの自動車、日立建機・コマツ・クボタなどの産業機械、 そのほか重工業、家電、精密機器など、 みなさんのまわりのあらゆる分野で幅広く用いられています。 特に新幹線では開業時から私たちの「軸受鋼」が使われており、 100系から700系への車両の進化や時速350キロの実現にも貢献してきました。 |
グローバルに活躍できる環境 | ●当社はアメリカ・中国・インド・タイ・メキシコ・スウェーデン・フィンランドに工場や関連会社を持っているので、
海外勤務・海外留学のチャンスが豊富です。 現在約30名の社員が海外勤務をし、海外留学の実績もあります。 また、社員には仕事だけでなく、広く情報を吸収し、様々な見聞を広げてる目的で、 積極的に海外出張を勧めています。 特に今は「世界に技術をアピールしていこう」という会社の方針もあり、 若い社員が海外に出ることを応援するとともに、語学研修を充実させ、 グローバルに活躍できる人材育成にも力を入れています。 世界を相手に働きたいと考えている皆さんの意思に応えられる環境が整っているのです。 |
会社紹介動画 | 公式YouTubeチャンネルにて、会社紹介動画を公開しています。
是非↓のURLよりご覧ください。 https://www.youtube.com/channel/UCILTRP5KGmQDyfGlpj9Fnpw |
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