みらいファームグループ

みらいファームグループは、伊藤ハム協力農場グループとして大規模農場を運営する6社によるグループ。15ヶ所の直営農場が立地するのは、グループの中心地である鹿児島のほか、宮崎、島根、鳥取、秋田、青森、北海道と南から北まで広範囲に及びます。また、牛と豚の生産・肥育事業を手掛け、種付けから分娩までの「生産」、仔牛や仔豚に育てる「育成」、肥やしていく「肥育」のすべての段階をグループ内で取り扱っているのも特徴。肥育した牛や豚は伊藤ハムグループの企業へ出荷しています。牛肥育管理業務と養豚場管理業務のいずれの職種も、安定した経営基盤のもと、幹部候補というポジションで、畜産に関する幅広い経験を積める環境です。

牛の生産・肥育を手掛けているのは、みらいファーム、みらいグローバルファーム、みらい北海ファームの3社。みらいファームはグループ内で生産、育成した素牛（仔牛）や市場から仕入れた素牛を肥育する役割。全国の預託農家と契約して素牛を預ける預託事業も手掛けています。みらいグローバルファームでは、牛の生産から肥育までを一貫して手掛ける肉牛一貫生産を実現。母牛の1年1産を実現する高い繁殖技術があります。また、みらいファームへ素牛を供給、自社で母牛育成も行っています。みらい北海ファームでは牛の生産から育成までを手掛け、北海道の広大な土地で牧草の自社生産を行っていることも特徴です。

環境ファームと鹿児島農場、西ノ森ファームの3社が手掛けているのは、豚の生産・肥育。環境ファームでは鹿児島県産の黒豚、鹿児島農場と西ノ森ファームでは白豚を取り扱っています。3社のいずれも、豚の生産から肥育までを一貫して手掛ける肉豚一貫生産を行っているのが特徴。母豚や種豚、哺乳豚、育成豚、肥育豚を飼育しています。また、環境ファームでは、一部の素豚を預託農家に預ける預託事業も展開。環境ファームと牛の肥育を手掛けるみらいファームでは農場HACCP認証とJGAP認証、鹿児島農場では農場HACCP認証を取得するなど、安全な食肉を提供するための管理体制の強化にも、グループ全体で取り組んでいます。