これが私の仕事 |
夕方ニュース・情報番組「くまもとlive touch」キャスター・県政担当記者 生番組はなかなか想定通りには進みません!中継の電波状態が突如乱れたり、突発的なニュースの発生で直前に原稿が差し替わったり、急遽フリートークで数分間繋ぐ必要が出てきたりと、毎日何が起こるか分からない中で放送に臨んでいます。
アナウンサーは報道制作担当のアンカー!どれだけ取材を積み重ねても、凝った編集をしても、伝え手であるアナウンサーがしっかりしていなければ放送は成立しません。それだけ責任は重大ですが、どのようなトーンならば、喋りのスピード感ならば、最も視聴者に伝わるか考え、日々工夫を重ねています。またKABではアナウンサーも1人の記者。事件・事故や政治に関する取材をして原稿化・編集を行い、最後は自らの声で伝えます。取材の段階から全てに携わることで、伝える際の説得力も変わってくると考えています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
熊本地震取材で初めて実感した報道の意義 熊本地震の際、私は報道部に異動してまだ2週間。被災地の現状を伝えなければと必死になる一方で、自分がやっていることは意味があることなのだろうか?と葛藤しました。取材を続ける中で息子が地震で行方不明になった夫婦と出会いました。計り知れない苦しみを抱えながらも、慣れない取材や中継で緊張する私を励まし優しい声をかけてくれました。公的機関の捜索が中断され自力捜索の取材中、息子さんが遺体で発見されました。「報道のおかげで捜索を手伝ってくれる人が増え息子を見つけられた、ありがとう。」と声をかけられ、初めて取材活動を続けてきて良かったと感じました。日々の取材活動の中で、なんのために報道するのか葛藤を抱くことは今でも少なくありません。その葛藤を大切にしながら信念を持って取材をすることにやりがいを感じています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
柔軟なアイディア大募集!変化を恐れないテレビ局!! 2023年10月に新番組「くまもとlive touch」を立ち上げました!
立ち上げメンバーは全員20代、30代の若手社員。フレッシュな意見を採用しようという会社の意図が見えた瞬間でした。
任せてもらったからにはしっかりと結果で応えたいと日々奮闘しています。
熊本朝日放送は2024年で35周年。県内で最も若いテレビ局で、最も変化を恐れないテレビ局です。若年層を中心にテレビ離れが進んでいるとされる中、変化を恐れず新しいことにチャレンジし続けるテレビ局の可能性は、今こそ広がっています! |
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これまでのキャリア |
東京支社業務部→報道制作部記者→報道制作部アナウンサー(現職) |