これが私の仕事 |
顧客の要望を受け、自動車用のチューブ・ホース製品を開発しています 自動車用のチューブ・ホース製品について、新製品開発を行います。自動車の場合、新車種対応や各種の規制対応など、すでに採用されている製品の見直し・改良を行うことも多いですね。営業と共に自動車メーカーへ出向き、技術者と直接会話して要望を聞くところから始まります。形状はもちろん、強度、耐久性、コストなど、顧客の要望は多岐にわたります。営業部門はもちろん、試作品製作や開発後の量産化を担当する製造部門との連携も取る必要があります。チームで仕事をしている感覚ですね。
開発時に気を付けていることは「目的を見失わないこと」。課題をクリアするために開発に没頭し始めると方向性を見失いそうになることがありますが、顧客の要望と、今目指すべきことをしっかり確認しつつ、進めています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
材料開発で性能を大幅アップ!!顧客要望を上回る成果を出せたこと 以前所属していた部署でのことです。工業用に使用される樹脂ベルトの開発で、「ゴムベルト相当の耐久性」を求められました。当初は周りからも難しいだろうと思われていた案件でしたが、試行錯誤の末、樹脂材料の耐久性を大幅にアップさせる技術の開発に成功したのです。自分でも驚くほどの改善具合でしたね。「ブレイクスルー」というのでしょうか。この時の達成感、高揚感は忘れられません。もちろん、製品に落とし込んだ状態でも、顧客要望を上回るベルト性能を発揮させることができました。
開発の仕事で重要なものに「評価」があります。実験で確認できた性能を、データに基づいて明示する、裏付ける、ということ。この時は達成した性能を材料側から評価する技術がありませんでした。その性能評価の方法を確立するところには苦労しましたね。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
多様な製品群とニッチな市場に強い所に興味を惹かれました 就職活動ではかなり多くの会社を訪問した方だと思います。その中でニッタは、製品群が多岐にわたり、はじめは「とらえどころのない会社」という印象でしたね。大学の専門をそのまま生かしたい、と思えば事情は違ったのかもしれませんが、私はそうではなかったんです。会社に入っても知識・技術を増やしていきたい、と考えていたので、むしろこのとらえどころのなさが魅力的でした。一つの技術や専門分野にとらわれることなく、幅広い仕事を任せてもらえるところが、この会社の良い所だと思います。
実際、入社してからこれまで新規事業や新分野開発に関わる部署を歴任。木材、光、樹脂、企画と、新たな知識を身に付けることができています。
また、個性を生かしてくれる職場も魅力ですね。のびのびと働ける環境です。 |
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これまでのキャリア |
木材の利用法開発(1年)→光関連開発(2年)→樹脂材料開発(3年)→新規事業探索(1.5年)→自動車用チューブ・ホース開発(4.5年)→新事業探索プロジェクト(1.5年)→自動車関連部品開発(現職・今年で6年目) |