こんにちは!
ニッタ株式会社 人事グループの萩原です。
さて、今回は、私たちニッタがどんなふうに生まれたかをご紹介したいと思います。
とその前に・・・
伝動搬送用ベルト、ホース・チューブ製品、橋梁用ゴムジョイント、エアフィルタ、メカトロ機器、センサー機器・・・・
・・・ん? これって本当にひとつの会社で作っているの!?
そうなんです。
ニッタの製品は、一言ではお伝えできないほどたくさんの分野にまたがっているんです。
そんなニッタの始まりは、なんと今から139年前の1885年に遡ります。
それはちょうど産業革命の黎明期。日本の産業が急速に近代化をはじめた頃でした。
当時、日本の産業は繊維が中心でした。
大阪にある大手紡績会社から動力伝動用ベルトの開発を依頼されたのをきっかけに、
ニッタの歴史は幕を開けました。
当時の繊維機械は外国製。当然そこに使われているベルトも輸入品です。
部品のベルトが切れてしまうと、どんなに高価な機械も動きません。
海外から取り寄せるにも何ヶ月もかかり、その間生産はストップしてしまいます。
創業者である新田長次郎の技術は、当時すでに高い評価を受けていたため、
国産で品質の良いベルトの開発を依頼されたのでした。
そうして日本初の動力伝動用ベルトが出来上がったのです。
新田長次郎は、とても熱心な研究家でした。
飛行機などなかった時代、アメリカ、イギリス、フランスと熱心に海外各地をまわって
最新の技術を学び、ますますその力を磨いていきました。
この創業者の研究に対する貪欲さは、今もニッタ社員たちの中に息づいています。
ちなみに、上の写真はニッタのシンボルマーク、夢ひょうたんです。
三つの円は、過去と現在、そして未来を表しているんですよ!
常により良い未来を見据えて、新たなチャレンジをする企業でありたい。
その為に社員みんなが、日々努力しています。
べルトに始まったニッタが、この後どんな製品を世に生み出すことになったのか。
次回からは時代をぐっと現在に戻して、
今の世の中の様々なところで役立っている「ニッタ」をご紹介します。
どうぞお楽しみに!
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