「人事が言う『服装自由』『私服でお越しください』はトラップ?」
「真冬でもタイツなしのスカート(女性)、
猛暑でもジャケットやネクタイ(男性)がマスト?」
就活中の学生の皆さんの「服装」について、
ネット上では相変わらずいろんな言説が飛び交っています。
そこで今回は、私(大阪商工会議所の採用担当者)の目から見た、
就活中の服装に関する「個人的な見解」を以下にまとめてみました。
皆さんの何らかのご参考になれば幸いです!
1)人事が服装をわざわざ指定するのは、理由がある(はず)
一般論でいうと、事前にわざわざ指定されている服装以外で
参加するのは社会人として「マナー違反」になりますので、
基本的に服装指定に関する人事の言葉は
額面通り受け取っていただいて差し支えないと思います。
また、服装を指定する場合は
それなりの「理由」が各社にあるはず、
と同業者としては考えます。
なので、「服装自由」の場合は、相手に不快感を与えない範囲で、
言葉通り自由な服装で、「私服指定」の場合は、
スーツ以外の服装でご参加いただければと思います。
ただし「服装自由」には「スーツ可」というニュアンスが
含まれる場合があるため、もし「自由に選べるなら
自分はスーツを着たいけれど、スーツで行ってよいか不安だ」
という場合は、遠慮なく事前に各社の人事担当者に
問い合わせて確認するとよいと思います。
2)クールビズ・ウォームビズについて
クールビズ(ノーネクタイ、ノージャケット)の規定や
期間は各社によって異なりますので、
詳しくは各社の人事担当者に確認することをお勧めします。
一方、寒い時期に開催する冬期インターンや
採用イベントでは、学生の皆さんが健康を維持し、
パフォーマンスを十分発揮できるよう、一般的な
寒さ対策としての女性のタイツやパンツスーツ、
面接会場に入るまでの防寒着は、当然着用を
認められるべきだと考えます。
よほど服装に厳しい規定のある業界や企業でない限り、
事前の問い合わせも不要だと思いますが、
もし不安な場合は、遠慮なく人事の担当者に事前に
確認してみたらよいと思います。
本選考スタート後も、しばらくは寒い日が続きます。
くれぐれも体調管理には気をつけて、
充実した就活ライフをお過ごしください!