これが私の仕事 |
■特殊車両をイチから開発 私は開発グループに所属しています。設計部の仕事と似ているのですが、工場内で使用する構内専用の特殊な車両や構造が複雑で、今まで手掛けたことのない特殊な車両を担当するのが開発グループの役割です。荷台が上下に動いたり、前後に伸縮したりする車両や車軸がステアリングする車両など、使用する現場やニーズに合わせて1から開発を行います。私が関わっているのは、車両の仕様打合せに始まり、中間検査の立会い、納車まで。1つの工程だけでなく1台丸ごと担当できる、やりがいの大きな仕事です。また、各工程でお客様と接する機会も多く、直接お客様の声を聞くことができるのも嬉しいですね。特殊トレーラの中には、エンジン付きのものや電気制御盤が付いたものもあり、幅広い知識と技術を身に付けるように努力しています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
■街中で自分の手掛けたトレーラを発見 先日旅行先で信号待ちをしていた時のこと。何気なく隣に止まっていたトレーラに目をやると、なんと私が担当したトレーラ。とても苦労して設計した思い入れのある1台でした。自分の担当したトレーラに偶然出会えたことに加え、お客様が大切に乗られていることが分かり、とても嬉しかったです。一般の方にとってはどれも同じように見えるかもしれませんが、私たちはみな自分の担当した1台はすぐに見分けられます。みなさんもぜひ街中で東邦車輛の製品を探してみて下さい。簡単に見分けるコツとしては、まず車両の後面もしくは側面をチェック。黒地に白い文字で「TOHO」と書かれた横に、大きな丸に「と」の文字が入った紅白の当社ロゴ、通称「マルとマーク」が入ったステッカーが貼ってあれば当社の製品です。他にも見分けるポイントはたくさんありますよ! |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
■多種多様な「働くクルマ」を製造 昔から車が大好きで、乗用車からトレーラやダンプカーのような「働くクルマ」まで、様々な車に興味がありました。自動車関連の企業を中心に会社選びをしていく中で出会ったのがこの会社。旧東急車輛製造から数えると約60年も続く歴史ある会社で、製造している車両の種類も様々だということを知り、面白そうだと思ったのが当社を選んだきっかけです。実際に入社後は車両をイチから担当できたり、自分のアイディアを提案できたりとモノづくりの楽しさを実感する機会も多いです。私の働く事務所棟と製造を行う現場の距離も近いので、自分の提案したアイディアが現場の匠の技によってカタチになっていく様子も確認することができます。各工程の担当者同士の連携もバッチリで、車両を完成させるために様々な意見を出し合える環境も当社の魅力の一つですね。 |
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これまでのキャリア |
2008年に入社後設計部に配属。
その後開発部へ移り車軸の開発を経て、現在特殊トレーラの開発を担当。 |