富士フイルム和光純薬株式会社

再生医療や半導体製造等、社会に広く貢献できる

再生医療の現場で必要とされる高機能カスタマイズ培地に、産業の発展に欠かせないフォトレジスト等の半導体材料…。「試薬」「化成品」「臨床検査薬」の各領域で、付加価値の高い製品群を展開する富士フイルム和光純薬。学生の中には、Wakoのブランドに馴染みが深い方も多いのではないだろうか。大阪工場・生産プロセス開発部に所属する福地（2015年入社／早稲田大学大学院・先進理工学研究科・化学・生命化学専攻 修了）もその一人だ。実験でWakoの試薬に触れる機会が多くあり、それがきっかけとなって同社に興味を持ったという。

「大学院で生命科学を専攻し、医療に憧れを持つようになりました。就職先として当社を選んだのは、馴染みがあったことと、医療に深く関わるチャンスがあるところに惹かれたからです」。

福地は入社1年目より再生医療の分野で必要とされる培地添加剤の研究を担当。
その後は、入社3年目から現在に至るまで、エンドトキシンを測定するLAL試薬の研究に携わっている。

「医薬品や注射剤においては発熱性物質であるエンドトキシンの規格値が設定されており、
その測定に必要なのがLAL試薬です。