これが私の仕事 |
医療用医薬品の外用剤を研究します! 高齢者や子どもなど経口で服用することが難しい方でも服用できるように外用剤を研究しています。主な業務は製剤の試作と分析があります。試作では薬物が製剤中に均一に溶かせるように、また物性(粘着性など)や皮膚透過性が良くなるように添加剤の種類等の処方を検討し、製造します。分析では必要量の薬物が試作した製剤中に均一に含まれているか、薬物の皮膚透過性が目標値であるかを確認します。皮膚透過性を改良すると物性が悪くなるなど複数の項目を達成する製剤をつくることは難しい分、良い傾向の結果が出るとやりがいを感じます。外用剤の研究には入社するまで携わったことがなく、知識が少ないため、大変なこともありますが。結果からしっかりと考察し、次の試作に取り掛かることを意識して日々業務を行っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
幅広い業務に関わることで、できることが増えること 入社1年目で製剤の試作や分析、動物実験、また報告書作成など幅広い業務を経験できました。それぞれの業務で始めはうまくいかないことが多いですが、回数を重ねるごとにうまくいくできるようになることが嬉しいです。分析業務では始めは少ないサンプル数でも終わらせるのに時間がかかり、先輩社員に手伝っていただいていましたが、回数を重ねると多いサンプル数でも一人でこなせるようになり、成長を実感することができました。また、動物実験では入社するまでほとんど動物に触れたことがなく、始めは触ること自体も躊躇していましたが、トレーニングを繰り返すことで実験に参加できるまでに成長することができました。まだ、先輩社員に頼ることの方が多いですが、一人でこなせる業務が増えていることを実感でき、やりがいのある仕事だと感じています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
薬の服用が難しい方の手助けになれること、また幅広い業務に関われること。 経口投与などが難しい患者さんでも服用できる外用剤の研究に携われることに魅力を感じました。就職活動の中で外用剤のことを学び、それまでは消炎鎮痛のイメージが強かったのですが、それ以外の効果を持つ外用剤が増えていることを知りました。既に薬が開発されている疾患でも、患者さんがそれを服用できなければ効果は発揮できないため、そのような患者さんたちの手助けとなるような外用剤に魅力を感じました。また、社員数が多くないため、幅広い業務に関われることもこの会社を選んだ決め手です。実際に幅広い業務に関わることができ、日々できることが増えていることを実感できています。 |
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これまでのキャリア |
新卒入社→研究開発本部製剤研究部(現職・今年で2年目) |