これが私の仕事 |
「現場と運営」両方の仕事に携わっています。 療育主任として、職員や利用者さん全体のことを見わたし、施設を動かしていく立場の仕事をしています。近年、国の方針として「利用者を個別に捉え、そこに対して施設がどう動くのか」ということを重要ししているので、方針に沿うよう法人としてどう行動していくのかを落とし込む…など、広い視野で全体を考える必要があります。また、事務も兼任しているので、法人を運営する中での金銭面の管理にも携わっています。とはいっても、それらの仕事と並行して利用者さんの日常生活の介助も取り組んでいるので、現場と運営の両方を目線を持ちながら、法人がよくなっていくようにという観点で日々業務にあたっています。 |
|
だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
周りを巻き込んで向き合うことで利用者さんの「できる」が増えたこと 入職して1~2年目、施設の中で一番関わり方が難しい利用者さんを担当していました。ごはんを食べてくれない、靴を履いてくれない…など、お手伝いをさせてくれないところに難しさがあり、何かを変えなければならない…と強く感じていました。そこで考えたのは、「関わる人全体をまきこんでその利用者さんと向き合う」方法です。職員はもちろん、利用者さんのご両親も含めて「この部分を伸ばしていきたいからこういう関わり方をしたい」と伝えて、みんなで同じ想いを持てるように場を仕立てました。施設全体での日々の関わりを変えたことで、最終的に職員の介助を受けてくれる、ちゃんと「こうしようね」と伝えたことを実践してくれるようになりました。一人じゃできなくても、周りに協力してもらう環境を作れば変えられると実感できた経験でした。 |
|
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
障がい者乗馬との出会いがきっかけです。 もともと動物が好きで、前職では競走馬の育成に携わっていました。その中で障がい者乗馬というカテゴリーを知り、馬を通して人に良い効果を与えられることに興味を持ちました。以前わらしべ会が運営していた乗馬学校へ入校し、卒業時にちょうど大滝わらしべ園で求人が出ていたのでそのまま入職しました。障がい者乗馬の魅力は色々あるのですが、一番は、身体や精神の状態が乗馬を通して目に見えて変化することが魅力です。介護の仕事も全くの未経験から入ったのですが、ギャップや違和感はありませんでした。自分がどう動くか、によって利用者さんに親近感を持ってもらえること、少しずつでも心を開いてくれる。その過程は少し乗馬にも通ずる部分があり、乗馬が好き、馬が好きな人にとっては親和性が高いのかもしれないと思っています。 |
|
これまでのキャリア |
中途で大滝わらしべ園へ入職(10年目)
リーダー(2年目)→副主任(3年目)→主任(5年目)→事務兼任(3年目) |