これが私の仕事 |
体外用診断薬の製造管理者として、医療業界を製造の現場から支えています。 大腸がんの検査試薬を製造する工場で、品質管理の仕事をしています。資材や原料から製品まで幅広く試験を行い各段階で規格に合致しているかを細かく確認。品質維持に取り組んでいます。
体外診断薬の生産管理者も担当しており、工程内で不具合が発生した際の原因調査と再発防止策の検討、製造方法や機器の変更などを行っています。
どちらの仕事も一人で進めるのではなく、他の部署の方々と連携しながら調整していくためコミュ
ニケーションスキルは必要不可欠。さらに定期的に保健所などの外部機関による立ち入り監査もあるので、報告書を作成する際は後から読んでもわかりやすい文章を書くように日々努力しています。そのために会社の自己能力開発支援制度の補助金を利用して、通信教育で文章の上手な書き方を勉強しています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
不具合の原因を追究したことで、安定した製造環境を構築できたこと。 印象に残っているのは酵素医薬品工場に異動して3年目に不具合が発生した時のことです。原因調査のために製造現場に入り、作業員の方々と協力しながら様々な条件で試験を実施しました。究明にかかった期間は3ヶ月。苦戦しましたが、製造現場の方や取引先に協力していただき、原因を発見できたときは大きなやりがいを感じました。
また、その中で現行の製造方法よりも良い方法が見つかり、再発防止策として導入。一部分ではありますが、自分が見つけたものが採用されて、安定した製造につなげることができたときは本当にうれしかったです。
現在は既存製品を担当していますが、目標は数年後に新製品の生産管理に携わること。作業員の皆さんの負担を減らしつつ、より良い製造環境を構築したいと考えています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
薬剤師の資格を活かしつつ、薬局とは異なる手法で医療を支えたかったから。 薬科大学に在学中、薬局や病院などで実習を行いながら、薬剤師の資格取得に向けた試験勉強をしていました。実習の中で薬局や病院で多くのお客様や患者さんと接する仕事も経験しましたが、大学の講義で、薬剤師として医薬品の製造業・製造販売業に携わる仕事を知り、薬局や病院とは別の道を模索。合同酒精に辿り着きました。統括責任者は医薬品を製造する工場は必ずいなければならないのですが、薬剤師資格が必須となります。資格を最大限活用できる点もやりがいを感じています。
ちなみに私は残業がほとんどないので、16時30分に仕事が終わった後はプライベートな時間です。土日もしっかり休めるため、最近趣味で弓道を始めました。福利厚生が充実していて、社宅制度が手厚いところも一人暮らしをしている身としては助かっています。 |
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これまでのキャリア |
2019年4月、新卒として入社
→酵素医薬品研究所 診断薬グループ(1年)
→酵素医薬品工場 品質管理グループ(現職・今年で4年目) |