これが私の仕事 |
検査に用いられる、体外診断薬の製品改良など。試験全般を担当しています。 たとえば、大腸がん検査の検診法の一つである便潜血検査。私が務める研究所では、この検査試薬などについて“今の性能を維持したまま、どうしたらより良くできるか”様々な試験が行われています。
私の仕事はそれを研究補助としてサポートすること。外部の試験依頼に対応したり、クレームに対応したり、業務は幅広いですが、自分一人の考えで進めることはできません。試験を正確に実施するためには“どのような目的で試験を実施するのか”“結果から何を得たいのか”“試験をどのように組み立てるのか”など上司と目線合わせの必要があります。
他者目線で物事を進めることは簡単ではありませんが、この会社は考察や意見を気軽に言い合えるので、仕事を進める上で面白いです。上司と意思疎通を図り、上手く試験が進められると、やりがいを感じますね。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
試験に用いる約90個もの機器類を、きちんと管理できたこと。 試験補助の他にも、試験に使用する機器類の管理も担当しています。機器の数は約90個にも及びますが、これら機器類は試験の安全性や有効性を維持するため、法律により適正な管理が義務付けられています。しかも、その管理方法は機器ごとに異なります。
初めのうちは先輩社員が管理方法を決めて、私はそれに従うだけでしたが、最近では、自分で考えてその提案もするようになりました。既存の管理方法に沿って実際に使用して、不具合があればそれに改善を重ねていくのです。一つひとつ試行錯誤しながら、最適な管理方法を決めていきました。
最初はきちんと管理できているか不安もありましたが、5年に1度の外部機関による調査の際、きちんと管理できていることが証明されてほっと一安心。とても嬉しく、自信にもつながりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
“食品で健康を支える”というやりがい。決め手は優しい方が多かったこと。 子どもの頃、あまり体が丈夫ではなかった私。“食べて健康な体になった”と両親から聞かされていたこともあり、就活では“食品で健康を支える”ことに興味を持ちました。
合同酒精のことを知ったのは会社説明会の席上です。「牛乳を飲むと、お腹がごろごろするのは、乳糖が原因」など、身近な例をもとに専門的なことを分かりやすくお話いただき、興味を惹かれました。
とは言え、酵素の専門知識はほとんどありません。専門性の高い企業で働けるだろうかと不安でしたが、面接で親身になってどんな仕事をするかを話していただき、徐々に解消できました。途中、「菌の種類を答えられますか?」という酵素関連の問題に上手く答えられなかった時も、面接官の方は咎めるようなことはせず、答えを親切に教えてくださったのが印象的です。 |
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これまでのキャリア |
2015年4月、新卒として入社
酵素医薬品研究所 医薬品グループ(5年)
→技術推進グループ(現職・今年で4年目)
※2023年1月現在 |