これが私の仕事 |
製造コストの大幅削減に向けた、ドラスティックな新しい製造法の開発。 現在、所属しているのは酵素医薬品研究所。その名の通り、食品の加工をはじめヒトの生活に深く関わる“酵素”の研究を行っています。入社1年目に、主力酵素の新たな製造方法を開発するという大規模プロジェクトが新たに立ち上がったのですが、入社以来、その一員として働いています。
プロジェクト始動から既に3年目。この3年間でラボスケールの開発をクリアし、パイロットスケールでの実験を経て、現在は工場スケールでの試験製造までこぎつけました。研究が進んでいくにつれて、どんどんスケールが大きくなっています。このプロジェクトが成功すれば、製造コストが大きく削減し、会社の利益にも貢献できます。少しずつそれに近づいていると思うとワクワクしますね。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
入社以来検討してきた製造方法が、ついに工場で日の目を見たこと。 主力酵素のドラスティックな新しい製造法の開発は社内でも前例がありません。“目標以下のコストで酵素を作るためにはどうしたらいいか?”試行錯誤を繰り返しながら、研究所での実験を繰り返しました。
最初は数リットルだったスケールが、数トンになり、その後、ついに工場レベルで製造できる見込みが立ちました。工場への設備投資が進み、いよいよ新製造法が実施されることに…。当初は微生物の生育制御だけでなく製造機器の制御不良など予期せぬトラブルもありましたが、無事に主力酵素を製造することができた時は、喜びもひとしおでした。
この仕事は、研究所で研究するだけでなく、工場、事業部、他社メーカーの方、たくさんの方の協力が必要です。売上や利益に関わるような、大きなスケールで仕事に取り組めるため、やりがいも大きいです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
面接で、人となりまで、ちゃんと理解しようとしてくれたこと。 就活で軸にしたのは、大学・大学院時代に学んだ菌類生態学の知識を活かせるメーカーです。なかでも合同酒精は、発酵技術をベースとして産業用酵素に強みを持っていたことに魅力を感じました。
また一般的に、就活の面接では経験・研究内容をどれだけ上手く話せるかを問われることが多いですが、合同酒精は違います。面接は合計4回。時には研究内容以外にも、音楽やアウトドアといった趣味の話で盛り上がるなど、上辺だけでなく私を本当に理解しようとしている感じがしました。“内面までしっかり評価してくれる会社なら、きっと気持ちよく働ける” と思い、入社を決めました。上司や他部署の方とも気さくに相談でき、良い人が多い会社というイメージは今でも変わっておらず、自分のペースで仕事ができる環境のためモチベーションも高く働けています。 |
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これまでのキャリア |
2017年4月、新卒として入社
→酵素医薬品研究所(4年)
→酵素医薬品工場 品質管理G(2年)
→酵素医薬品研究所 技術推進G(現職・今年で1年目)
※2023年1月現在
※部署名は取材当時の所属部署 |