これが私の仕事 |
果汁・果肉・乳製品等の開発業務および付加価値を与えた新規素材の開発 生産・開発部は、調達部・営業部と連携し、新たな果汁・果肉・乳製品の開発を行うこと、お客様のコンセプトに沿った最終製品づくりのお手伝いをすることが主な仕事です。
取引先は大手飲料・食品メーカーのほか、コンビニ、スーパーといった流通関連、外食チェーンなど様々です。
私の所属する素材開発チームは、我々がもつ製品群に『プラスアルファ』の価値を付与した新規素材の開発を行っています。私は食品素材以外にも、食品添加物の代替品や機能性食品の原料となる素材、さらには非食品用途への果実加工品の応用と、多岐にわたる開発業務に携わっています。親会社やグループ会社とのシナジーを活かし、既存の枠組みを超え全く異業種の会社ともコンタクトを取ることができるのも我々の強みであり、面白みだと考えております。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
無価物から有価物を作り上げろ!…三方よしの食品素材開発 果実加工品の製造では、製品化の際にやむを得ず捨てられてしまう「食品ロス」が生じており、廃棄処理にお金や労力が掛かるため製造者の負担となっています。
たとえばあるメーカーでは、果汁を搾る際に年間約1,000tの残渣が生じ、その多くを産業廃棄物として処理しています。
私はこれらの「食品ロス」に目をつけ、食品素材化しようと考えました。しかし、食品素材化には衛生上のリスクが立ちはだかり開発は困難でした。
そんななか、我々の活動に興味を持ってくれるお客様や、SDGsやエシカル消費といった時代の潮流が後押しとなり、社内の他部署とも連携することで製品化に至りました。
「食品ロス」から有価物を作り上げるアップサイクル、まさに買い手、売り手、世間の三方によい製品づくりとなりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
首都圏のオープンオフィスで社員同士のコミュニケーションが活発 私は前職、東証一部上場企業の食品メーカーで研究開発をしていましたが、本社や各工場は車で30分以上離れた場所にありました。
当社は首都圏の同一ビル内にオフィスとラボを構えており、社長をはじめとした社員全員が一ヶ所に集まっているため、他部署との連携が取りやすいところが最大の魅力です。
製品開発をするとき、どのような原料が手に入るのか、どのようなお客様に売れそうなのかを調達部や営業部とタイムリーに話すことができますし、試作品の品評会や会議の招集もスムーズにできます。
その結果、部署の壁を越え社員同士の結束が深まるほか、開発業務に割ける時間が増えるため、よりハイレベルなものづくりを行うことが可能です。
都心で当社規模の研究開発機能を有する企業は少ないため、他のメーカーではできない開発経験ができます。 |
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これまでのキャリア |
前職:食品調味料メーカー(研究開発4年、技術営業1年)→当社へ転職:生産・開発部(アシスタントマネージャー・今年で4年目) |