これが私の仕事 |
めっきを中心とした表面処理を使用した技術・製品の開発 私の仕事は素材表面に金属の膜を生成するめっき技術を使用した新しい技術や製品の開発です。めっき技術を用いたこれからの時代に求められる製品を作り出す事を目標に、製造工程の考案や試作・実験を繰返しています。開発の中心はめっきですが、めっきのみではなく素材の作成からめっき前後の工程、完成までをトータルで考えて構成していきます。製品の完成までの工程をプロジェクトメンバーだけではなく、他部署や他社と協力して作り上げていく仕事は大変ですが、とてもやりがいがありますし、新しい知識をたくさん得られるので、自分をスキルアップさせることができます。残念ながら私の担当している技術はまだ世に出ていませんが、近い将来、実用化させる事を目指して日々の仕事に取組んでいます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
加工の難しい素材へのめっきが成功した時 特殊な形状のサンプルへのめっき試作を行った事がありました。そのサンプルの形状も材質も、まだめっき加工をした例が無かった為、めっきの工程を一から考える必要がありました。類似する素材のめっきについての論文を調査したり、今まで使用したことのあるめっきプロセスをベースに少し改良を加えたりしながらトライ&エラーを繰返し、無事に試作品を完成させる事ができた時は大きな喜びと達成感を感じました。その後も、より効率的に生産するためにプロセスを改良したり、工場で量産する事になったらどのような設備を導入して大量生産に対応させれば良いかを考えました。一から工程を考えて試作品を作るのは初めてでしたので、とても良い経験になりましたし、より効率的な工程にブラッシュアップさせていく作業は大変でしたがとても面白かったです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
新しい事にチャレンジしていく社風が魅力的だったから 私は大学で生物系の研究室に所属していましたが、就活の際には研究室で得た知識が活かせるような職種に拘らず、新しい事にも挑戦してみたいと思い、幅広い業界の開発系の業務を見て廻っていました。その中で当社と出会い、積極的に新しい技術開発にチャレンジし、お客様に提案し続けている姿勢が魅力的であると感じました。また、70年以上かけて築かれた会社としての確かな土台と技術に支えられているからこその自由度の高い開発が可能である点に強く惹かれて入社を決めました。当社は開発から生産までの幅広い知識・技術を学ことができるだけではなく、扱っている商品の分野も自動車部品以外にもたくさんありますので、私のように就職を機に新しい事にチャレンジしたいと思っている人にとってはとても魅力的な会社だと思います。 |
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これまでのキャリア |
群馬製作所 生産2課(生産 9ヶ月) ⇒ 赤羽工場 先行技術研究室(研究開発 2年間) ⇒ 赤羽工場 第一技術開発部(研究開発 現職2年目) |