社会福祉法人楽笑

私たちは「障害のある方もそうでない方も自分の好きな地域で暮らし続けるまちづくりを行う」ことを理念としています。創設以降15年以上にわたって活動を続け、利用者や利用者の家族・関係者のみなさん、地域の方々から少しずつ信頼を得てきました。その結果見えたのは、利用者の成長や高齢化をはじめとした変動要因が多いため、サポート側は常に柔軟な対応力が求められることです。加えて、多様化するサービスや制度の変化などにも素早く対応しなければなりません。そのためには、地域のみなさまから認知され、信頼度の高い社会福祉法人であることが必要。今後も障がいを持つ利用者を支えるため、福祉サービスの提供をさらに充実させていきます。

こども会の方々と協働でクリスマス会を開催したり、高齢者の介護予防や、地域の方が趣味を披露するなどの場所としてマルシェを開催したり、こども食堂のご飯を地元の更生保護女性会の方につくっていただいたりと、様々な方が自分の好きなことやできることを活かしあって多世代が集まる居場所づくりを目指しています。そしてその中で、障がいのある方も一緒になって準備をしたり、楽しむことで、自然にふれあい、福祉が特別でなく身近なものであることを感じて頂けるように取り組んでいます。

「専門性をもった支援力」「地域との架け橋になるコミュニケーション力」の2軸を大切に、事業を展開しています。福祉事業では、障がいを持つ利用者が仕事を通して地域のみなさんと交流できる「〇〇すぎるパン屋・じばカフェ」の運営をはじめとした就労支援を実施。キッズサポートセンターや短期入所施設の運営、相談支援なども行っています。障がいのある方も、職員も、地域の方も、皆が笑顔になれる場となるよう、障がいのある方の専門的な支援と、地域の方との架け橋になれるコミュニケーションを大切にしています。