これが私の仕事 |
中国へのソフトウェア技術移管及び現地メンバーのソフト自主開発支援 皆さんは、海外の文化・風土に触れたことがありますか?私は2006年から約6年間、中国上海に出向し、品質・機能の向上及び開発原価低減を目指し、カーナビソフト開発を海外(現在は中国のデンソー拠点)に移管するプロジェクトを推進していました。中国では日本とは全く違う思考・価値観が根付いています。例えば、中国人は責務範囲外のことはほとんど行いません 。決められたこと以外はやる必要がないと考えているため、進んで手伝うこともしません 。まず彼らの根本的な考え方を変えさせ 、自らのソフト開発の経験・スキルを活かし、現地幹部と連携しながら、室長としてメンバーの育成・管理・仕組作り・室運営・業務の統括及び技術指導等を行ってきました。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分の指導・努力により、現地メンバーの成長が実感できたこと 顧客であるデンソーと距離がある中国では、面識不足や上流の設計の見えづらさ及び進め方の相違により、うまく対処できない問題が多々発生する度、1つ1つ愚直に解決していきました。まず、現地メンバーとのコミュニケーションを重視し、チーム作り・リーダーの育成に力を注ぎました。リーダーを軸に意識付け(考え方の指導・あるべき姿とずれの認識・改善によるうれしさを啓蒙)を行い、技術レビューにおいては細かく丁寧に議論を繰り返しました。意思疎通をしながら、会社からの期待・要望を彼らの志向に沿ってうまく結びつけ、彼らの自走を促していきました。改善の結果、1つ1つの問題が徐々に解消し、それに比例して技術力も向上し、国際品質基準CMMI最高のレベル5評価を取得できるまでに至りました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
自由な社風と挑戦心に富む高度技術者集団を目指す経営方針に惹かれました 技術で食っていきたいということが一番でした。クリエイトは高い技術が追求できる会社で、さらにデンソーが親会社なので、安心感もあるというイメージでした。また、私が初めて会社を訪問した時の雰囲気はとてもフランクでアットホームな印象をうけました。現在、周りと助け合いながら自ら考えたとおり実行する機会が非常に多く、期待・要望が高い中でも、充実した社会人生活を送れています。中国出向においても自己の成長を実感できたので、今後も海外に積極的に関わりながら、会社に貢献していきたいです。 |
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これまでのキャリア |
ソフト開発を7年間(車載制御、ナビ、HMIアプリ)経験した上で、中国上海に5.5年間出向(ナビソフト:HMIアプリ→HMIコア、互換→機能コア、品質管理室)しています。※HMI:Human Machine Interface |