株式会社カネミツ

私たちカネミツの始まりは、終戦から2年後の1947年。私たちは戦後の復興を支える町の「溶接屋さん」として創設し、技術を磨き上げ徐々にその規模と事業範囲を拡大していきました。高度経済成長期を経て自動車業界が大きな盛り上がりを見せると、金属加工分野で高度な技術と実績を誇る当社は自動車エンジン用プーリにおける日本トップシェア企業にまで成長。海外へも拠点を展開するグローバル企業として確固たる実績と信頼を獲得しました。次代に向けて「新たな事業分野への挑戦」をテーマとして掲げて更に技術を磨き、進化し続けるオンリーワンの「ものづくり」で一枚の鋼板から生まれる無限の可能性を追求し続けています。

当社の代表的な製品であるプーリとは、動力を伝達する際に使用される滑車の役割を果たしており、自動車や農業機械などには欠かせない重要な部品です。自動車は生活に欠かせない便利なツールですが、CO2排出や化石燃料の消費など、地球温暖化に大きな影響を与えているとも言われています。そんな中で当社は「技術」「Only-One」の精神を大切に、技術開発を進めて省エネルギーで環境に優しい商品を市場に提供しており、CO2の削減や脱酸素社会の実現に向けて尽力。「100年に1度の大変革」とも言われるEV化の時代においても新たな部品開発、拡販、新たな事業創出に向けてチャレンジし続けており、この変革を好機として更なる飛躍を目指しています。

日々の業務から大きなプロジェクトまで、それらは全て一人ひとりの原動力によって支えられています。だからこそ私たちは一人ひとりの個性を大切にし、個の力をしっかりと発揮できる環境づくりに力を入れています。会社が決めたことだけじゃなく、社員の人数分「ルール」はあってもかまいません。社会のためになる事は社歴や年齢に関係なく実行することができ、それを仲間たちが支えていくというのが当社の風土です。そうして様々な経験を積み、成長を経て新たなステージへ…。企業と社員は金銭だけの関係でなく、自己実現や成長、社会貢献など人生を充実させて共に成長していくものでありたいと思っています。