これが私の仕事 |
障がい者作業所支援員。利用者の皆さんと共に成長を感じられる仕事です。 利用者の方がやってみたい事、頑張りたい事を一緒になって考え、形にしていく仕事です。私の勤務する事業所は、通所される利用者の方々と一緒にお弁当やお菓子を作る仕事、チラシなどをデザインする仕事、自転車をなおす仕事などを部署に分かれて取り組んでいます。私は身体障がい者の利用者の方とチラシなどをデザインする部署で働いています。身体を思うように動かせない方々が仕事しやすい様に作業環境を考えながら、パソコンを使って仕事に取り組んでいます。例えば漢字が苦手な利用者の方と文章入力の仕事をする時、職員が漢字の見本に振り仮名を振って入力をお願いします。それを繰り返すことで今では一人で入力できる漢字が増えてきています。できない事を一緒に工夫して取り組む中で、変化していく利用者と共に自分の成長も感じられる仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
利用者の皆さんが新しい体験をして、驚きと笑顔を感じてもらえた時です。 障がい者はちょっとしたことでも、社会の中で様々な過ごしにくさを感じる場面があります。たとえば車椅子の方が外出する場合には行きたい所に段差が無いか、逆に段差があってもスロープを使って行くことが出来るか、身体障害者用のトイレがあるか、など健常者だと気に留めないようなことでも調べてから外出しないといけません。一人では外出できず、ヘルパーにお願いする方も多くいます。そのため健常者の方に比べ、外出の経験や人間関係の広がりが少ない方も多くおられます。そんな社会的なバリアを越えて新しい体験をしてもらい、一人一人の世界が広がったのを感じられるときが嬉しいです。先日、利用者の皆さんと一緒にぶりしゃぶを食べたのですが、初めて食べた方が「美味しいな、これほどとは!」と笑顔で驚いておられるのを見て嬉しかったですね。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
非正規職員として働く中で先輩職員を見て正規職員になりたいと思いました。 もともとヘルパーとして別の事業所で働いていました。ヘルパーの仕事は楽しかったのですが仕事が時間的に安定せず時の仕事がしたいと思って、同じ福祉会の別の事業所に、非常勤職員として勤めだしました。始めのころは右も左もわからず戸惑いも多くありましたが、そのたびに先輩職員が利用者との関わり方や利用者の支援の仕方をやさしく教えてくれました。仕事内容は一つの事をしていればいいというものではなく、生活援助や仕事の支援、生活環境の改善や悩みの相談、取り組みの買い出し等、利用者に関わること全てが仕事のため、楽な内容ではありません。しかし、そんな中でも一生懸命に利用者と向き合っている先輩職員の姿を見て、さつき福祉会にしようと決めました。 |
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これまでのキャリア |
障がい者作業所支援員として草刈りや落ち葉などの清掃部門(1年目)→チラシデザインやHP作成などの印刷部門(今年で4年目) |