社会福祉法人小羊学園

つばさ静岡では、重症心身障害児施設を運営しています。重症心身障害児・者とは、重度の身体障害と重度の知的障害を併せ持った人たちの事で、発語もままならない方も多く、表情や感情を読み取ることがコミュニケーションの要となります。そのため、ご利用者様のサポートを行う中では細かな表情や感情の機微を見つけられるように触れ合って、理解をしていくことが何よりも重要になります。簡単な事ではありませんが、専門的なスキルを習得して高めることができ、人を支えるという事と自らの成長に大きなやりがいを感じることのできる仕事です。

私達は時代の変化とともに、個人のペースに合わせたサポートを充実させてきました。そのためイチから段階を踏んで着実に成長できる教育体制があり、未経験の方でも安心して始めることができます。例えば、最初のうちはプリセプターが教育担当として成長をサポート。仕事の流れやちょっとしたコツなどを丁寧に指導することで成長を支えます。また、直属の上司がしっかりと個人の成長を把握して相談にも丁寧に対応するなど寄り添えるサポートを心がけています。始めは夜勤に入ることもなく、まずは日勤で慣らしていき、一定水準のスキルを習得してから夜勤を担当するなど安心して成長を目指せる環境を整えています。

つばさ静岡では様々な職種で形成されたチーム(医療チーム)で協力する事が大きな特徴です。重症心身障害児施設では日々の変化も多く予期しない事態が起きることもあり、時には命のリスクに関わることがないわけではありません。そのため常に気を配りながら各専門知識を持ったスタッフと協力することが何よりも重要になります。チームでの連携・協力体制があることにより、万全の体制で生活を支えることができるだけでなく、自分自身の担当分野だけでない幅広い専門知識を得ることも可能になっています。ただ漫然と働くだけでなく、業務を通して更なるスキルアップ・成長を目指していく事ができます。