――働くうえで大切にしていることを教えてください。
成田:謙虚に仕事をすることですね。誠実に謙虚に取り組むことがお客さまとの良好な関係を生み出すと考えています。
実は、過去に部下に任せた現場の基礎工事でトラブルが発生し、大きな問題となってしまったことがありました。上司として、一つひとつ丁寧に手順を追って問題解決に奔走し、その後無事に工事を終えることができました。
「もう工事を発注してもらえないだろうな」と思っていましたが、その後もお取引をいただいており、トラブルがあっても問題解決に向けて誠意ある対応をすれば評価していただけることを実感しました。
鈴木:クレームやトラブルがあると、どうしても隠したいと思ってしまいます。でも、上司から「失敗から学べることはたくさんある」「失敗は共有してこそ価値があるから、小さなことでも報告するように」と繰り返し言われているので、何かあったときには包み隠さず報告しています。
建築土木グループ全体で共有し、改善点を次に生かすことが自分自身はもちろん、部署としての成長につながっていると実感します。
私個人としては、より良い品質の工事を行う信念を持って働いています。工事の仕上げでも、コミュニケーションでも、細かい部分こそ丁寧に取り組むように心がけています。