これが私の仕事 |
生地の色がレシピ通りに染まっているか、白度に異常がないかの確認 染め上がった生地の色がレシピ通りの色に染まっているか、生地の白度に異常がないかを確認しています。生地に色をつけるには、まず色の配合比が書かれたレシピを作り、そのレシピを基に色を染めていきます。レシピ通りに染めても、染めた日の温度や湿度等の影響により色の出方が異なる時があります。その微妙な色の違いを見つけるために、染め上がった生地の色がしっかりレシピ通り再現されているかを全て確認しています。色と言っても白色も確認の対象に含まれます。白と言っても真っ白なものからくすんだもの、赤みのあるもの等沢山の種類があります。少しの色の違いでも返品に繋がりますので、細心の注意を払って確認しています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
修正した生地が、レサイプ通りの色に染め上がったときにやりがいを感じます 色修正を繰り返した生地が、しっかりレサイプ通りの色に染め上がったときはとてもやりがいを感じます。現在の部署に配属されてから4か月程度が経ち、毎日色を見るようになってから色を識別する感覚がついてきたと実感しています。なかなか思い通りにいかない時もありますが、出来上がった生地の色と作りたい色を比較すると、少し赤に寄っていることや黄色が少ないかな、と感覚で分かるようになってきました。色の傾向を感覚で掴み、試行錯誤を繰り返して毎日やり続けることで色作りが自分の技能として身に付いてきていると思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
自分の研究内容が一番活かせる場所だと思ったから 研究していたことが一番活かせる場所だと思ったからです。私は、染料の代わりに難燃剤や超臨界二酸化炭素を使って生地を難燃化させる研究を行っていました。染色は基本的に水を使いますが、超臨界二酸化炭素を使う染色方法は水を使用せず染色できるので、廃液を無くし環境にも良い染め方の一つです。現在の東海染工では、超臨界二酸化炭素を使用した染色は行っていませんが、SDGsの関心が高まってきている中で注目される日も遠くないのではないかと思っています。研究で生地への難燃加工に携わっていたこともあり、染色に携われることはもちろん、機能加工も付与しているところに魅力を感じました。 |
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これまでのキャリア |
東海染工株式会社 入社 2022年4月1日
岐阜事業所 生産課 生産技術係 2022年7月~現在に至る |