これが私の仕事 |
生地を染める前に行う前処理工程の仕事 私は入社後から現在も精練係を担当しています。
「精練」とは、生機といわれる糸を織った・編んだままの生地に、染料が入るようにする前処理工程のことです。精練工程は、毛焼き・糊抜き・漂白・精練・シルケットといった様々な工程がありますが、私は2,3年前までシルケット加工を担当し、現在はヒートセットという工程を担当しています。
ヒートセットとは、生地に熱を加え決まった幅を出してあげるという工程です。生地によって熱の温度はことなりますが、熱を加えることによって生地のもつ伸縮性が弱まって幅が固定されます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
シルケット加工担当の時、仕事がうまくできるようになったことを実感 2,3年前にシルケット加工を担当していた時のことです。シルケット加工とは、生地をアルカリ剤に通すことでシルクのような光沢感を与え、染料を入りやすく鮮やかな色が出るようにする加工です。精練のほとんどがシルケットに影響されると言われるほどシルケット加工は精練の中でも大事な工程なのですが、最初は段取りが悪くトラブルも多かったので1日当たりの平均生地加工量を下回ってばかりでした。しかし、毎日行っていくうちに生地の特性がわかるようになり、スピードが出てトラブルも少なくなり、多くの生地を加工へ通すことができるようになりました。
その結果、現場のおもしろさや仕事の楽しさをさらに感じるようになりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
人事の方が加工内容や仕事を製品を見せながら説明してくれて興味が湧いた 就職活動の軸は、「日常生活を支えるものづくりに携わる」だったので、業界は絞らず様々な会社をみていました。当社に入社した決め手は、当時の人事の方が熱く当社の魅力を語ってくださったということです。当時の人事の方が開発技術部の方で、当社の加工内容や仕事について製品を見せながら詳しく説明してくださり、興味や関心が湧きました。また、私は仕事を長く続けていく上で飽きることや嫌いになることがない仕事がいいなと考えていました。ですが、当時の人事の方の説明を受けて、この先もこの仕事は嫌いにならないだろうと思ったのと、昔から服が好きだったこともあり、東海染工へ入社を決めました。 |
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これまでのキャリア |
浜松事業所 精練仕上課 精練係 2018年10月~2021年10月
浜松事業所 生産1課 精練係 2021年10月~現在に至る |