●京都製作所の事業ドメイン
昭和26年、部品メーカーとしてスタートした京都製作所は、国策であったタバコ、マッチの生産・包装システムを開発して以来、包装機械をコアとする産業用設備機械メーカーとして、成長を続けてきました。
ここで言う包装機械とは、
工場で生産された商品(食品をはじめ、医薬品、洗剤、サニタリー用品等多岐に渡る)を、品質を保護し、効率的にエンドユーザーに供給するためのシステム
であり、大まかに個装、内装、外装の3工程に分類されます。
多様化する消費者ニーズを受け、大量生産から多品種少量生産へ、マーケットが質的変化を遂げていく中、当社はそのニーズにいち早く応えるべく、ロボットやマテリアルハンドリング技術を軸とした生産システム自力で開発。
高速化する商品サイクルに対して、莫大な設備投資を必要とせず、しかも短期間で対応できる包装・流通システムを実現しました。
また、従来人手に依存せざるをえなかった複雑な作業工程を自動化するなど、国内外で高い評価を受けています。
また、複雑多様化する商品構成、物流体制に対応するため、
単体の機械開発にとどまらず、工場全体の機械・生産ラインをコーディネイトする「ラインエンジニアリング事業」に関しても、早い段階から積極的に取り組み、実績を上げてきました。
当社は包装機械メーカーとして機械のプロであると同時に、工場の生産合理化のためのよきアドバイザとして、
◎前工程から最終出荷工程までの機械の合理的なレイアウトの決定
◎包材など資材類の機械への供給方法
◎適切な包材料の選定
◎作業者が最も効率的に働ける動線の確保 など
それらを総合的にプロデュースしています。
この続きは、近日公開します。