◯●◯介護分野の生産性向上とは◯●◯
介護分野で機械化・自動化をすすめることで省人化をおこなっていくことは難しいのは今述べた通りです。
では介護における生産性の向上とはどのように進めていけばいいのでしょうか。
「介護現場革新会議 基本方針」(2019年3月28日)で次の3つのポイントが述べられています。
1.人手不足の中でも介護サービスの質の維持・向上を実現するマネジメントモデルの構築
2.ロボット・センサー・ICTの活用
3.介護業界のイメージ改善と人材確保
上記の3つのポイントに対して合掌苑は早期より対策を行ってきました。
1.人手不足の中でも介護サービスの質の維持・向上を実現するマネジメントモデルの構築
・生産性の指標である労働生産性を出す仕組みとしてのアメーバ経営の実践
・事業所内の課題改善に取り組むPDCAシステムとしての業務改善提案
・直接的ケアと間接的ケアを切り分ける業務切り出し
・夜勤専従化、リフレッシュ休暇などの先進的取り組み
2.ロボット・センサー・ICTの活用
・インカム、記録システム、センサーの活用
・ICTシステムの構築
3.介護業界のイメージ改善と人材確保
・楽わざ介護への取り組み
・高齢者、障がい者、外国人雇用への積極的取り組み
このような取り組みを行うことにより、生産性の向上に取り組むことにより、
リフレッシュ休暇による10日間以上の連続休暇の取得や有給休暇取得率83%、
年間離職率7.8%、障がい者雇用率3.5%などを実現しています。
生産性の向上なくして介護の未来はありません。
今後も合掌苑はより一層の生産性の向上を目指し、職員の働きやすさの向上と介護の質の向上を目指していきます。