これが私の仕事 |
発泡樹脂製品の新規事業開発 断熱材等に用いられる発泡樹脂製品の開発です。開発は単なる製品の売り子ではなく、顧客の課題に対する解決策を提案するのが仕事です。そのために、顧客の技術・開発・設計・製造・購買と幅広く折衝する必要があり、自社製品の製品特性・成形加工や製造コスト、他素材の特徴や市場動向などの知識が必要とされます。カネカは、樹脂開発から最終製品である断熱材の設計まで一貫生産を行なっており、これらの組み合わせにより様々な提案をすることができます。開発の仕事は、成果が出るまでに時間が掛かる上に、文系出身の私にとって技術関連の対応など大変なことも多々ありますが、自分が知らない世界に飛び込むこと自体に面白さがあり、成果が出れば会社を成長させ、世の中の役に立てるという醍醐味があります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
顧客が開発製品を高く評価 新規顧客に新製品の提案を行ないました。研究で従来品よりも高性能な樹脂の開発に成功したため、既存顧客での拡販だけでなく新規顧客を開拓することとなりました。開発製品をプレゼンするに当たり、事前に現行素材を調査して強み・弱みを把握した上で、顧客に関心を持ってもらえるような資料を作成しました。顧客の設計部門と面談すると我々の読みが的中し、具体的に採用を検討するに至りました。開発製品は芽が出るまで時間が掛かり辛いことも多いですが、自分で直接顧客の評価を聞くことで、仕事に自信を持ってモチベーションを高く保つことができます。自分がやりたいことと、顧客が望んでいることがマッチして新しい価値が生まれるというのは、単純なるモノの売り買いでは味わえない経験ではないかと思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
色々な業界とつながって、自由に行動できる 学生時代には特に業界の拘りがなく、むしろ特定の業界に染まりたくないと考えていました。カネカは様々な樹脂事業を行なっており、さらにそこから複数の用途に事業が跨っています。一つの素材に関わることで様々な業界と繋がることができることに面白さを感じましたが、今でも思いがけない用途にカネカの発泡樹脂製品が使われているのを知ることがあり、日常生活でも新しい用途開発のチャンスがないか考えています。
裁量の大きさも決め手となりました。カネカは文系の採用数が多くなく、若いうちから裁量が大きいのではないかと考えていました。面接で会う若手の先輩社員や人事担当者が自分の考えを持って仕事をしている姿勢を見て確信を持ちましたが、実際に働いてみても間違いなかったと思います。 |
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これまでのキャリア |
工場にて生産管理(1年間)
事業部にて発泡樹脂製品の事業管理・損益管理(4年間)
開発職(現職) |