これが私の仕事 |
食品の美味しさに貢献する食品材料・添加物の開発 食品の美味しさの要因である「味、香り、見た目、食感、機能性」に貢献するための食品材料や添加物の開発に携わっています。
私の所属する第十二研究室では、惣菜、サラダ、米飯、畜肉・水産加工品などの食品をターゲットとし、調味料、制菌剤、食感改良剤、品質保持剤の開発に取り組み、美味しい食品づくりのサポートをしています。
取引先の食品メーカーでは、常に食のトレンドや消費者のニーズを捉えて様々な新商品を開発しているため、情報収集や意見交換をしながら製品を開発・提案をします。取引先の要望を汲み取って一緒に課題を解決でき、採用された自分の開発製品が市場に出た時は非常に嬉しいです。
また、研究職ですが、人の生活に欠かせない大切な「食」に携わる仕事なので、一消費者としての視点も忘れず日々取り組んでいます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
研究と開発を通して自分の手で製品を育てていける 入社1年目から味覚改良に関する技術研究に携わって特許出願を行い、権利化されたことです。
出願から権利化までは様々な障壁がありましたが、特許事務所の弁理士と協議を重ね無事特許として認められた時は、達成感と私が開発した技術が新規で特別なものであるという充実感を得られました。
また、この技術から当社として新規の調味料製剤を開発したのですが、権利化された特許、学術発表や技術誌投稿によって開発品の有用性が認知され、採用に至った時は非常に嬉しかったです。
今では様々な食品に採用されています。自分の開発品が採用されることにはやはり大きなやりがいを感じますし、開発技術を特許や学会、論文などの業績として残せることも奥野製薬の研究職の魅力だと感じます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
「食」を通じて社会に貢献したい 私自身食べることが好きで、学生時代の専攻も踏まえ「食」を通じて社会に貢献したいという思いがあり、就職活動では食品メーカーの研究・開発職を志望しました。
奥野製薬は研究職の割合が高く、100年以上の歴史が技術立社に裏付けられている点を魅力に感じ、入社を決めました。消費者向けの商品を製造するB to Cの食品メーカーも迷いましたが、取引先の様々な食品メーカーの商品開発に携わる中でお客様に頼ってもらえた時や、年間を通して取り組む研究テーマで新しい発見があった時は非常にやりがいを感じ、入社して良かったと感じています。
食品業界は成熟していると思われがちですが、奥野製薬では若い世代の意見や発想が尊重されたり、チャレンジ精神を大切にする風土があり、新しいことにどんどん取り組んでいける環境だと感じています。 |
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これまでのキャリア |
2011年入社
研究開発(現職・今年で9年目)
※所属・内容は取材当時のものです。 |