今回は、リクナビさんが用意してくれたブログテーマ「【就活注意点】これは困った!人事泣かせの応募書類」に答えさせていただきます。
ズバリっ、これは「誤字・脱字のある履歴書」ってヤツに尽きます。
もしかしたら就活生の皆様の中には、「所詮、企業の採用担当者なんて奴らは、なんだかんだ偉そうなイッチャモンを付けて就活生からの応募を頭ごなしに振り落としたい輩ばかりなんだ」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、少なからずとも一地方の中小零細企業である弊社の採用担当である私などは、まるっきり逆の立場にあります。
そもそもエントリーしてくれる学生さんが多くもないし、更にわざわざ説明会や選考会にまで予約を申込んでくれる学生さんなんて希少価値もいいところ。
出来うるのであれば全ての応募を採用内定まで何とか漕ぎつけたい(勿論、だからこそ会社説明等には誠心誠意を尽くします)というのが採用担当の偽らざる本心なのです。
だからこそ、この「誤字・脱字のある履歴書」ってヤツが難敵なのです。
そもそも私には採用の最終決定権は勿論ありません。
最後はお偉いさん(役員)たちが採否を判断してくださいます。
だから、その他の大抵のことなら全力を振り絞って応募してきた学生さんの側に立って応援、フォローをしてやりますとも、だってそれが私の仕事ですからね。
声が小さいのも愛想が悪いのも、「ちょっと緊張してたからですかね~」とか呟いてみたり、多少の身なりの齟齬や言葉遣いの乱れなんかも、「まあ愛嬌の範囲ですかね~」などと、とって付けたように囁いてみたりとさ。
まあ、あらゆる手を尽くしてみせますとも、私もプロの端くれですからね。
が、しかし、この「誤字・脱字のある履歴書」ってヤツの前だけでは私も完全に無力と化します。
それはそれは高尚なるお偉いさんたちでございますからには、よくよく誤字や脱字とやらに気付くのでございます。
すると、そこで、もはや何の努力の甲斐もなく、ジ・エンドとなってしまうのです。
どんなに立派な経歴でも、どれほど熱意に満ちた志望動機すらも、一つの誤字や脱字で台無し、そのくらいに重いミスなのです。
しかし、そんなに重大なミスであっても防ぐことは実は簡単。
解らない、または曖昧で怪しい字は書く前に調べる、書いた後、何度か読み返す、間違えたら、また最初から書き直す。
なんと、これだけで良いのですよ。
写真のような訂正印も、印象は良くないので、悪しからずや。
今日はこんなとこで。
ではまた来週!