これが私の仕事 |
コンサルティング業務を行う公認会計士のお手伝い 私の所属する業務本部は、公認会計士が行う様々な業務をサポートする部署です。公認会計士の業務といえば大企業の会計監査を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、私が担当しているのは、中小企業の経営コンサルティングに関する調査・研究をする委員会です。
経営コンサルティングは、監査と違って資格がなくても業務を行うことができるので、非常に競争の激しい分野です。特に中小企業に対しては、税理士や中小企業診断士が支援しているというイメージが世の中に根強くあり、「公認会計士の中小企業支援」がなかなか認知されていません。
数字に強くて品質も高い公認会計士のコンサルティング業務を、どのように世の中に知ってもらうか、どうすれば日本の中小企業に役立つことができるか、委員の先生方と毎日知恵を絞っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
他団体から相談の電話をいただいたこと 官庁や関係団体の担当者から、私あてに施策に関する相談の電話をいただいた時です。公認会計士協会の窓口として相手が私の顔と名前を覚えてくださっていて、かつ相談しようと思う程度の信頼をいただいていたことに対して、とても嬉しく感じたのを覚えています。
この例に限らず協会の仕事では、社会的地位の高い方(監査法人の役員、中央官庁の管理職の方、国会議員など)と同じ会議や会合に出席し、時には言葉をかわすこともあるため、日頃から高度な刺激を受けることのできる環境にあると思います。
そのような方々は各々の分野のプロなので、お話を聞くたびに自分との知識の差を痛感させられ、もっと勉強しなくては、という気にさせてくれます。社会人になっても学び続けたい人、そのためのモチベーションを保ちたい人には、おすすめの環境です。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
会計を通じて社会貢献ができると思った。 私は仕事を選ぶ上で、できる限り社会に直接的に役に立つ職業に就きたいと考え、「制度設計に携わる職種」を希望していました。
社会が動くその根本にはどんな領域にも必ず制度があり、制度の良し悪しがその上を覆う社会の良し悪しも決めてしまうのではないかと感じていたためです。
日本公認会計士協会は会計や監査の実務指針を作成・公表しており、日本の企業の経理担当者や公認会計士はそれを指針として実務を行います。その指針ができる過程に仕事として関わることは、まさに社会に貢献できる制度の設計だと感じたため、エントリーを決めました。
加えて、私は学生時代に会計を学んでいたので、せっかくであればその知識を生かせる職業に就きたかった、というのもこの職場を選んだ動機です。 |
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これまでのキャリア |
中小事務所・租税・経営グループ(採用時から現在まで約3年間) |