これが私の仕事 |
工場の中で動く機械を設計しています。 企画設計部門で決められた仕様を基に、コーターという機械の実設計を行っています。当社では塗工に用いるライン一式の設備を全て取り扱っています。1ラインにつき主担当1名を含む2~4人程度の技術部員で設計を行います。ラインの中には複数の装置が含まれており、キャリアや得手不得手に応じて担当装置を振り分けて設計します。私の場合はコーターという、液を塗工する部分と基材を搬送する各種装置を主に担当しています。
また、設計とは別の業務として試運転というものがあります。当社の装置はほとんどがオーダーメイドとなるため、機械を稼働させる時に調整する部分もそれぞれで少しずつ異なります。そのため、装置納入時に技術部員が出向し、調整と動作の確認を行います。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分の設計した機構がお客様に評価された時 機械を納入する際には、上の項目で説明した試運転があります。試運転時に、自分が設計した機構を客先の担当の方が気に入ってくださり、褒められた事があります。残念ながらその試運転は他の社員が担当していたため、直接担当の方と会話する事はありませんでした。しかし、自分の考え出した機構が気に入って頂けたというのは、技術者になって初めて味わった嬉しさでした。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
塗工機が面白そうだった 塗工機という機械が面白そうだと思い、テクノスマートを選びました。学生時代から流体工学に関して特に関心があり、就職活動中はポンプやエアー機器を始めとした流体機械メーカーを中心に活動していました。説明会や選考を受ける中で、塗工機に魅力を感じるようになり、最終的に入社を決めました。
塗工機が面白そうだと思ったのは、基材や塗工液によって塗工様式が大きく変わる事があるからです。この条件の多様さは塗工機設計の難しさでもあるのですが、同時に工夫できる余地も多いということです。
入社してからは、塗工機の難しさと面白さを日々体感しています。実設計では、実際に機械が完成してから稼働させてみて初めて良い設計かどうかが分かります。自分の設計した機械が稼働し始める時は、いつも気になって仕方がありません。 |
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これまでのキャリア |
大学では機械工学科で、卒業研究は数値流体解析がテーマでした。
入社後は、1年の研修を経て機械技術部に配属となり、設計を行っています。現在入社3年目です。 |