これが私の仕事 |
セラミック原料の製造技術。新原料の立ち上げからバラツキ低減まで ムラタ製品の素材となっているセラミック原料を製造する部門で働いています。
新原料の立ち上げのために開発部門と連携をとりサンプルの作製を行ったり、立ち上げた原料の特性バラツキを小さくするような仕事を行っています。
原料の立ち上げでは狙った特性に作りこむための、制御ポイントを科学的な視点で考え、設備の条件に落とし込みを行っています。
また、原料立ち上げで培った制御ポイントを元に特性バラツキの要因を考え、安定した品質でセラミック原料を提供できるような仕事をしています。
特に積層コンデンサに使用されるチタン酸バリウムの特性バラツキ低減に携わっており、最近では従来のバラツキの半分まで品質を安定化することができています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
開発部門へ出向し立ち上げた原料で年間8億円のコストリダクションを達成 入社2年目で本社開発に出向となり、自部門で生産する原料の立ち上げを行いました。安価で品質のいい原料となるよう、関係部門と連携し新規原料を2年で立ち上げました。はじめは品質を取ることに苦労をしましたが、岡山の原料工場・出雲のチップ工場の人たちと協働し、しっかりとした製品とすることができました。その結果、年間8億円のコストリダクションを達成し、社長表彰もいただくことができました。
現在では、岡山に戻り自身が立ち上げた原料の品質バラツキをなくすことに携わっています。開発で培った知識をしっかりと活用し、"自分で生んだ原料を育てている"ということが楽しみとなっています。また、他事業所出張の時には一緒に仕事した人たちと会うことは、仕事の楽しみ一つでもあります。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
地元・岡山で世界を相手取る仕事ができるところ 学生のとき就職活動のポイントの一つが地元へのUターンでした。
岡山に拠点を置く会社はいくつかありますが、売り上げや利益率が抜群に良いのが岡山村田製作所でした。これは、現代生活になくてはならない電子部品を生産していること大きくが影響しており魅力の一つでした。また、この業界における村田製作所の立ち位置は”世界トップシェア”であることが多く、世界を相手に仕事ができることも魅力でした。
また、岡山村田製作所は村田製作所グループの中でも原料工程をもつ数少ない工場であり、原料工程を持っている!というのも私にとって魅力でした。原料から製品まで加工できる数少ない工場は村田製作所グループの中でも光るものがあると思っています。 |
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これまでのキャリア |
原料製造技術(1年半)→本社開発(4年半)→原料製造技術(現職に戻る・戻って今年1年目) |