これが私の仕事 |
ほぼオーダーメイドの機械設計。時には思いもよらない開発も! 自動包装機とは、お客様ごとで全く仕様が異なる機械です。扱う商品やパッケージの材質、工場の環境や設置面積など、あらゆる条件によって完成形が左右されます。この「ほぼ受注生産」の製品を、お客様や営業スタッフとの密接な情報交換、また求められる機能を満たせる創造的設計を通して完成させていく事が、機械設計スタッフの役割です。もちろん既存製品から基本構成などは流用できる事も多いのですが、時には思いもよらない機能を求められる事も。先日手掛けた海外工場向けの製品では、暗い工場でもトラブルに迅速に対応できるように「外装部分にクリアパーツで窓を付け、なおかつ駆動部分をライトアップする」という特殊なオーダーがありました。こうなるともう設計も相当に創意工夫が必要なんですが、そこがこの仕事の面白い点でもありますね! |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
先進技術の積極導入が自分のカラー。自由だからこそ個が活きる! 当社の技術業務は、基本的に一人のスタッフに一つの案件が全権委任される形で任されます。先方の要望を予算内で満たせれば、どんな設計をしようが自分の責任のもと自由なんです。ですから同じような製品でも、当社では設計者ごとに様々な個性が出て来て非常に面白いですね。ちなみに自分は「新技術をどんどんとり入れてみる」。先日担当したある案件では、商品(この時はカレーでした)が備蓄されたタンクの残量を表示するシステムに、従来の「タンク内にセンサーを配して物理的に感知する」方式ではなく「電流パルスで液面レベルを無接触測定する」ガイドパルス式レベル計を組み込んでみました。こうした新しい事を試してみて成果が出れば、手掛けた製品にも「俺俺!俺が創ったんだ!」という「人に見て欲しい感覚」と、強い愛着が沸きますね。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
全プロセスを自分の責任で進める。モノづくりの本質が楽しめます! 例えば飛行機などの大きなモノを創る設計も、それは楽しくヤリガイもある仕事だろうと思います。しかし飛行機全てを丸ごと個人で手掛ける事は不可能でしょう。その点東洋自動機の設計業務は、一つの製品に関してゼロから100まで、全てを一人で作る事が出来る。私はそこが好きなんですよ。自分に任された仕事のレベルを向上させるために、自由なモノづくりに取り組める。自ら知識を磨いて、より高レベルの技術を身に付けられる。そして得たものを存分に発揮できる場がある。こうした恵まれた環境は、機械が好きという人にとっては非常に得難いものだと思いますよ。先輩たちの中には、発明レベルの開発を手掛けて特許取得に繋がった、という強者が何人もいます。自分も早くその域に到達して…後輩たちに羨望の眼差しで見つめられたいですね(笑) |
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これまでのキャリア |
現場研修(1年)→BPR推進室(1年)→機械設計(現職) |