こんにちは!Mです。
先日のKさんのブログ、読んでいただけたでしょうか?
今回はその続きから、じっくりお読みください!
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1.光学部品
ミラー、レンズ、プリズムなどの光学部品に研磨やコーティングを行い、
部品単品を製品として販売しています。
また、他のSBUにも部品を供給しており、KSOCの基幹事業です。
古くは、大阪大学でレーザ核融合を目的にしたハイパワーレーザ用のコーティングの
技術開発を行い、著名な研究所からレーザミラー耐力で世界トップクラスという評価をいただいた
こともあり、レーザ用コーティングと言えばKSOCと業界でも認められる存在となりました。
現在もその技術力を研ぎすまし、高耐力、超低損失のミラー、高精度分光フィルタ、
超高精度球面レンズや高精度大口径非球面レンズなど多岐にわたる製品や技術の開発を
行っています。
この製品群は主に半導体製造・検査設備や医療機器、宇宙機器に使用されています。
2.レーザ
1990年代に光学部品の超低損失コーティング技術を応用した固体レーザを自社開発し、
小型、低価格、高信頼性を実現した写真印刷用のグリーン、ブルーレーザの発売を開始し、
累計5万台を出荷しました。
KSOCの固体レーザは、パワー(出力)は小さいですが、ビーム品質が良いことが特徴です。
具体的にはパワー変動が小さい、位置が変わらない、波長が安定している、ノイズが少ない、
寿命が長いなどの特徴があります。
バイオ・医療分野でも広く使用されており、レーザの種類としてDPSS(LD励起固体レーザ)や
DD(ダイレクトダイオードレーザ)などがあり、トップクラスの国内シェアを誇り、
海外への販売を促進しています。
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今回はここまで。
4つのSBUのうち、光学部品SBUとレーザSBUについてご紹介しました。
次回は最終回。光学システムSBUと特定機器SBUについてご紹介いたします!
M/