こんにちは!総務部Mです。
さて、今回のテーマは「若手社員のお仕事紹介」。
この4月で入社3年目になるTさんにお話伺ってきました!
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私の現在の業務内容は、大きく2つあります。
【製品の製造や検査をするのに必要な書類(=仕様書)や図面の作成】
仕様書や図面の作成と聞くと、地味で単純な仕事のようにも思えるかもしれません。
仕様書を作成するには、その製品がどのようなものであるかということを理解したり、
設計ソフトや製図ソフトを使って、必要なデータの取得や図の作成をしたりする必要があります。
また、ソフトの使い方や機能をわかっていないと、時間がかかってしまったり、
間違ったデータとなってしまったりすることもあるのです。
仕様書や図面の作成を通じ、様々な製品について知ることもでき、
のちに役立つ知識を得ることもあるので侮れない業務だと思っています。
【製品の性能を満たすために必要な微調整の量をシミュレーション】
こちらはあまりイメージが浮かばないかもしれません。
私自身も、この業務を初めて行ったときは、まったくわかりませんでした。
製品を求められている性能にするためには、すべての要素が設計値となればよいわけですが、
そういうわけにはいきません。
なぜなら、それぞれの部品を作ったり、組上げたりするにあたり、
必ず誤差が生じてしまうからです。
その誤差のままだと、当然性能を出すこともできないので、
例えば、あるレンズの間隔を数10μmだけ調整する、というような作業を行います。
その調整量を、光学設計ソフトを用いて計算しています。
調整量の計算には、レンズ1枚ごとの測定データや組立時のデータ等を組み合わせるのですが、
製品によっては、かなりのデータの数を整理したり、
いろいろな計算や処理をしなければならないので、
やっていることの理解や慣れるためには時間がかかります。
これら2種類の仕事を中心にしながら、
現在は図面や仕様書などの「ミスを減らしていくこと」を頑張っています。
そのために「自分で考える、調べる、質問する」という段階を踏み、
知識や理解、慣れができたことで、少しずつですが、質問ではなく「確認」という形で、
「自分なりの根拠」が出せるところも出てくるようになりました。
これを積み重ねて、次の業務を振ってもらったり、
1段階難しいような内容にもチャレンジできるようになれたらいいなと思い、
日々業務に取り組んでいます。
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設計開発職の仕事がより具体的にイメージできる内容でしたね!
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