みなさんこんにちは!京セラSOC株式会社 総務部のMです。
今回は説明会でよくご質問いただく『仕事内容』についてですが
メーカの技術職って、、、具体的に何するの?
と、実はふわっとしか知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
企業によって、同じ技術職でも少しづつ違ったりしますよね。
そこで今回は、技術部の若手社員Hさんにお話を伺いました☆
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私は現在入社3年目で
レーザ製品を扱うグループで機構設計をしています。
機構設計者としてレーザグループに配属になり、OJTを受けながら
製図作業や簡単な治具(製造をサポートする補助工具)の設計を担当しました。
※写真に写っているのも、私が設計に携わった治具です!
簡単な治具の設計といっても入社したての私はレーザに関する知識がないため、
同グループの光学設計者に質問したり、
現場に出向き作業者に直接話を聞いたりしながら設計しました。
しかし、最初に設計したものは使いにくく、作業性を悪くしてしまいました。
治具を使用するのは私自身ではなく作業者であり、
設計上は間違っていなくても実作業をする上で使いにくいポイントは気づきにくいため、
作業者とのコミュニケーションと作業者側に立つことの重要性を学びました。
また、レーザモジュールの実験データを取ったり、
プリント基板の外形設計をしたりと機構設計以外のことにも取り組みました。
1年目の最後には社内で行われる技術成果発表会で
レーザモジュールに関する発表を成功させることが出来ました。
2年目からはレーザ製品の部品設計、治具設計を担当しています。
レーザ製品には機構部品の他に光学素子とプリント基板が組み込まれていますが
それらを保持・固定する部品を設計するには
少なからず光学の知識、電気の知識が必要になります。
1年目で機構設計以外のことを学んでいたおかげで
少しずつ光学、電気の知識が身につき、設計できるようになったと思います。
最初は製図だけでもかなり時間がかかり、設計するにも相当時間を要しますが、
自分にできなかったことができるようになる体験や
自分が設計したものが目の前で使用されているのを見るとモチベーションが上がり、
達成感とやりがいを感じます!
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いかがでしたか?
入社してすぐの若手がどんな仕事を任されるかイメージできたのではないでしょうか。
少しでも興味が沸いた方はぜひ、WEB説明会で詳しい製品の話も聞いてみてください(^^)!
それではまたー。
M/