これが私の仕事 |
蛇口から水が出るという 「日本の当り前」 の、根本を担う仕事です。 水道水をそのまま飲める国は、実は世界でも日本ぐらいです。
よく「日本人は水と安全はタダだと思っている」なんて言われますが、
私も入社するまで、水とは水道の蛇口をひねれば出てくるもの
という程度の認識でした。
水は人が生きていく上で不可欠なライフラインですが
同時に「蛇口から出て当たり前」のもの。
その「当たり前」を造り、守り続けることが当社の事業であり、私の仕事です。
具体的には、自治体のお客様と打ち合わせて公共水道施設のスペックを決定し
最適な装置・機械を提案して図面に起こす。
そして入札を経て受注が決まり、その図面通りの装置・機械が現場で組み上がって
ちゃんと稼働し、何の問題もなく皆さんに水を配ることができる。
そんな「当たり前」の根本の部分を担っていることがヤリガイですね! |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
当社初のクラウドによる浄水施設の監視システムを立ち上げたことです。 10年ほど前に手がけた浄水施設の監視システムが、いちばんの思い出です。
当時はさまざまなセンサーから得られる情報を
監視盤からテレメーターシステムを介して遠隔モニターするのが一般的でした。
そのリプレイスということでスタートした案件ですが
お客様(自治体)は「維持管理に手間をかけたくないので、装置を持ちたくない」と
お考えだったんです。
そこで当時としては先進的なクラウドによる監視システムを
当社としても初めてご提案しました。
具体的には従来の無線通信をインターネット回線(VPN)に置き換えたのですが
何しろ初めてのことですし、いろいろと勉強しましたね。
もちろん切り替えにタイムラグは許されないプレッシャーのもとで
無事に立ち上げることができ、お客様にも感謝していただくことができました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
中小企業だけど抜群の安定性! そして人間関係も抜群に良いことです。 私が新卒だった20年以上前は、理工系の学生は教授の推薦で
就職するのが一般的でした。
私は電気電子学科だったので推薦をいただき
面接を受けて内定ももらいましたが
自分の中で 「大手より,中小企業で力を試してみたい!」、
「地元に腰をすえて働きたい」 という想いがあったんですね。
だから自分で企業研究をして、自由応募で寿美工業だけを受けて入社しました。
決め手は、水という社会や暮らしに不可欠なインフラを手がける
公共性の高い事業を手がけているのだから
どんな時代にも潰れることはないだろう!と(笑)。
マジメな話、中小企業で力を試すにしても安定性が大前提ですから!
今、ウチを選んで良かったと思うことは、人間関係の良さです。
20年以上の間、本当にストレスなくのびのびと仕事に取り組めました。 |
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これまでのキャリア |
1999年4月入社。2年目から4年間、取引先メーカーの東芝 中部支社に
出向して修業したが、「やっぱり大企業は気苦労が多いなぁ」と実感(笑)。
ちょうど出向から戻るタイミングで2003年に竣工した岐阜の技術部に。 |